2012年2月5日

【イーブン・ア・ペニー】「2分以内」でできることは、ただちに実行すべき

● 今回のテクニック:【イーブン・ア・ペニー・テクニック(6)】

イーブン・ア・ペニー・テクニックとは、心理的ハードルを極端に下げて相手
に依頼すること。

「寄付をしていただけませんか」と依頼内容だけを伝えるよりも、「1ペニー
でもいいですから寄付していただけませんか」と頼んだほうが、結果的に多い
額の寄付を得られる可能性が高いことから、このように言われるようになった。

フット・イン・ザ・ドア・テクニックと似ているが、フット・イン〜のほうは
依頼内容を段階的に引き上げていかなければならないため、イーブン・ア・ペ
ニーのほうが簡単。


※ 詳しくは → http://attax-sales.jp/blog/000300.html


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● 今回のコミュニケーション例


マネージャー :
「先週、頼んでおいた商品企画との打合せ、どうなってる?」


部下 :
「あ、まだ打合せはできておりません」


マネージャー :
「まだ打合せはできていないんだね?」


部下 :
「そうなんです。申し訳ありません」


マネージャー :
「打合せはいつやることになったの?」


部下 :
「え? あ……。まだ調整ができていないんです」


マネージャー :
「なるほど。まだ調整ができていないんだね? 今週から上海と大連へ出張
みたいだからなァ」


部下 :
「え……! 中国へ出張なんですか?」


マネージャー :
「知らなかったのか?」


部下 :
「だって……。知らないですよ。商品企画の人とはあまり交流がないんです
から」


マネージャー :
「そうだな。商品企画と我々はあんまり交流がないからな。ところで、打合
せをしようという話はしたのかな?」


部下 :
「いえ、これからしようと思ってまして。でも、今週、中国へ出張するんな
ら、打合せはもう少し先になりそうですね」


マネージャー :
「え? あのさ……。何を他人事みたいに言ってんだよ? 俺が商品企画と
打合せをして欲しいと言ったのは先週のことだぞ。そのことさえ連絡してい
ないという事実が問題なんじゃないの?」


部下 :
「……あ、すみません。先週は非常に忙しくて」


マネージャー :
「GTDって知ってるか?」


部下 :
「ジーティーディー? いえ、何ですか? スポーツタイプの車?」


マネージャー :
「デビッドアレンが提唱した、『Getting Things Done』の略だよ。ストレス
なく仕事を進めるための、いわばタスク管理技術のことで、少し前に大流行
した」


部下 :
「はァ」


マネージャー :
「GTDの中で、とても好きなフレーズがある。それは『2分以内でできる
ことは、ただちに実行する』だ」


部下 :
「……2分以内」


マネージャー :
「そう。目当ての相手がいるかどうかは別にして、商品企画に内線をかけ、
担当者と打合せに関する日程調整をしようとする試みは、2分以内でできた
はずだ」


部下 :
「そ、そうですね」


マネージャー :
「目安は2分。すべてではないだろうが、2分以内と思われる作業は、だい
たいはすぐに始められるものだよね? 少なからず翌日にまわす、というこ
とはないと思う」


部下 :
「すみません……」

……とっておきの情報って、あまり人には教えたくないと思うことありません
か?

正直なところ、私にはあります。少し子供っぽいですが、こんなスゴイ情報は
独り占めにしたい!と思ったり。

人生を変えられた書籍というのはいくつかあるのですが、「GTD」の書籍は
まさにそのうちの筆頭です。

すでに多くの方が愛読しているでしょうが、私は不朽の名作だと思っています。
お金をかけなくとも、ストレスためずに仕事の処理がガンガンできていく考え
方なのですから。

書籍にも書かれているとおり、GTDを実践していけば、やるべきことが処理
されて「水のように澄んだ心」を実感できていきます。

私がブログなどで紹介している「コミットメントリスト」などのツール設計の
発想の原点が、ここにあります。


【参考書籍】はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576082116/mysterycon0c-22/ref=nosim

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【編集後記】

GTDの基本的発想は、

1.頭の中の「やりかけの仕事」を全部書き出す。
2.次にとるべき行動を決める。
3.信頼できるシステム(仕組み)でやるべきことを管理し、定期的に見直
す。

この3つです。

このシステムを実現させるために「ロディアのブロックメモNo.11」、
そして蓄積していくための母艦として「DVDケース(20枚用)」を今は
使っています。

毎日メモをガンガン書き、持ち運び用DVDケースに整理して蓄積している
のです。(古くなったものは捨てるか、家に保管しています)

ロディアのメモは1冊「189円」。

DVDケースは、確か「550円」だったと思います。

ロディアの消費ペースは私の場合、2ヶ月で3冊です。ですから年間18冊
となり、3402円の年間維持コストがかかっています。

しかしながら、頭の中にあるものをとにかく外へ出す。それを処理・蓄積・
見直しをやっていくだけでかなりストレスがなくなりますから、これぐらい
のコストはいいかなと思っています。

iPhoneのアプリでいいものがないかと探した時期もありましたが、やはり機
動性と、情報ノイズのカット

(パソコンやiPhoneなどのネットワークデバイスを触っていると、他事に心を
奪われる時間が多くなるというデメリットが多く、便利だとはわかっても、
この情報ノイズの煩わしさは無視できない)

から考えると、書くことしかできない「紙のメモ」に勝るものはないという
結論となりました。

前述したGTDの書籍には、紙のメモのみならず、どのようなアウトプット、
ファイリング、リファレンスのためのツールがあるか、その考察も掲載され
ています。

何度読んでも、考えさせられます。

人によって、そして仕事の種類によって、自分の状態によって、最適なタス
ク処理の方法は異なるでしょうから、基本原則を押さえておくのはとても重
要なことだと思っています。

皆さんはどのようにタスク管理をしていますか?

(ちなみに、GTDを強く推薦した今回のメルマガは、私にとって永久保存版
になると思います。私個人の勝手な思い入れですが。ここまで読んでくださ
ってありがとうございます!)

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