2012年3月11日

【時間的フレーミング】会議の数だけ組織の「運気」が下がる

● 今回のテクニック:【時間的フレーミング(9)】

時間的フレーミング(テンポラルフレーミング)とは、時間の単位を変えて表
現することにより、敢えて物事の捉え方を変えさせることをいう。

大きな期間で表現するよりも、小さな時間の単位で伝えたほうが、より具体的
で身近に感じられるため説得効果が高まる。

会議の終了間際にコミットメントをとる場合に使うと、非常に有効である。誰
でも簡単に使えるテクニックであり、セルフコーチングにも役立つ。

※ 詳しくは → http://attax-sales.jp/blog/000269.html


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● 今回のコミュニケーション例


マネージャー :
「君のグループでは、どれぐらいの会議を実施しているんだ」


部下 :
「1週間に1回ぐらいです」


マネージャー :
「どれぐらいの時間だ」


部下 :
「うーん。資料を見て確認するのに、すごく時間がかかるときは、2時間と
か3時間とかかかります」


マネージャー :
「2時間と3時間は全然違う」


部下 :
「あ、はい……。すみません」


マネージャー :
「毎回、会議に何人出席するんだ?」


部下 :
「5人とか10人とか、ですか。営業支援のメンバーも呼ぶときがあります
から」


マネージャー :
「5人と10人じゃ全然違う」


部下 :
「すみません……」


マネージャー :
「仮に1週間に2時間、10人が会議に参加していたと考えると、総会議消
費時間はどれぐらいになる?」


部下 :
「えっと……。どうでしょう」


マネージャー :
「簡単な計算だ」


部下 :
「あ……。はい。4週間と考えると、80時間です」


マネージャー :
「その80時間の中で、営業ひとりひとりの進捗報告を聞いているわけか」


部下 :
「とはいえ、いろいろと聞き出したり、アドバイスしてはいます」


マネージャー :
「営業支援のメンバーは?」


部下 :
「まァ……。彼らは別に、発言することはありませんが」


マネージャー :
「12ヶ月で計算すると、960時間だ」


部下 :
「え、ええ」


マネージャー :
「会議前後の準備時間や、他の活動に移行させるタイムロスなどを考慮する
と、膨大な時間をその会議に費やしていることになる」


部下 :
「……」


マネージャー :
「他にも、品質向上委員会の会議もあったな」


部下 :
「はい、ほとんどの営業を出席させてます。でも2週間に1回です」


マネージャー :
「何時間?」


部下 :
「けっこう長いです。4時間ぐらいはやってます。あ、でもですね。時間外
でやってますから、営業に支障はないと思われます。だいたい、6時から1
0時ぐらいまでですから」


マネージャー :
「……」


部下 :
「……えっと」


マネージャー :
「支障がない?」


部下 :
「す、すみません。そういう問題じゃありませんよ、ね」


マネージャー :
「君は従業員の労働時間をどう考えてるんだ」


部下 :
「すみません……」


マネージャー :
「今の発言を聞いただけで、君が主催している会議の意義深さがよくわかっ
た」


部下 :
「……」


マネージャー :
「断言しよう。会議の多さが組織の運気を下げる」


部下 :
「はい……」


マネージャー :
「これから、君が主催する会議の数、時間、参加者をバッサリ半分にしろ。
【脱会議】だ」


部下 :
「脱会議……!!!」


マネージャー :
「君は会議難民になりたいか?」


……「営業会議」をテーマにした研修を実施しますと、ため息が出るほど、管
理者の皆さん、会議に対する不平を口にしますね。

にもかかわらず、やめられないようです。

完全に中毒症状ですね。「会議中毒」です。

最近は「IT断食」という言葉が流行っています。私は「脱会議」を提唱して
います。

限られた時間の中で成果を出さなくてはなりません。必要なものは必要な分だ
け活用しましょう。

「IT」も「会議」も、ハサミや電卓と同じ、ただの道具なのですから。

【参考書籍】「IT断食」のすすめ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532261406/mysterycon0c-22/ref=nosim

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【編集後記】

先週金曜日に配信した号外メルマガの威力は、ものすごかったと思います。

あのメルマガを書き上げるのに、かなりの時間を要しました。書きたいことが
いっぱいありすぎて、どうやって削ったらいいのかと頭を悩ませていたもので
すから。

退会者が続出するかなと思っていたら、あのメルマガがフェイスブックやツイ
ッターで拡散されたせいで、逆にメルマガ読者はかなり増えてしまいました。

皆さん、熱い人が多いんですね。本当に嬉しかったです。

(私のメルマガのバックアップ用ブログは、おかげさまでアクセスが1日1万
PVぐらいにまで跳ね上がりました。いつもは、隠し場所だったので2とか3
PVぐらいしかないのに……)


さて

次は、

私の番ですね……。

皆さん、寝耳に水でしょう。

前回の「絶対達成本」のように、ド派手にはやりませんが、4月5日に新刊が
出ます。

ただ、

私自身が派手にやらないだけで、周囲は完全に臨戦態勢に入っています。

昨年、日経ビジネスオンラインで連載し、大ヒットコラムの出版です。

【脱会議】
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110817/222114/

(最もアクセスが集中したのが『十割部下に会議は無用』で、トータル50万
PV以上を記録しました)

これが出版されます。

日本企業、行政、教育現場、あらゆる組織の「無駄な会議」をなくすために、
私はこれからムーブメントを起こします。

今後、

日本企業がグローバル社会に対応するためには、何より意思決定スピードを速
めなければなりません。

コラムにも書いたとおり、ただ通過儀礼のために「会議」を実施するのは、も
うナンセンスです。

報告や情報共有の会議をやり続けると、参加者の心にどれほどのダメージを与
えるか。

そして、どれほど組織活性化の妨げになるか。

これを詳しくまとめました。

何よりもニュースなのが、脱会議の「装丁」です!

なんと!

脱会議の「題字」は、書道家の武田双雲さんが書いてくださったのです。
http://www.souun.net/

武田双雲と横山信弘のコラボレーションということになります。
(超異色対決ですね)

このアイデアは私が考えました。

さて、発売まで「1ヶ月」を切りました。カウントダウンが始まっています。

なぜ私が武田双雲さんに題字を書いて欲しかったのか? そしてどのようにし
て、このような超有名人に依頼することができたのか?

おいおい、こちらの編集後記で明らかにしていこうと思っています。

今回もアマゾンキャンペーンがあります。

お楽しみに!

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