2012年4月5日

私は「会議うつ」でした。

いよいよ本日(4月5日)、「脱会議」の出版日です!


2種類の音声データがダウンロードできる特典がありますので、是非とも下記
キャンペーンページから書籍購入、および特典の申込みをしていただけると嬉
しいです。


■新刊「脱会議」発売記念キャンペーン  いよいよスタート!
http://attax-sales.jp/tokuten/book02/


(キャンペーンページをよく読んで申し込んでいただけたらと存じます)


さて、


書籍「脱会議」の中で告白しているように、私は以前「会議うつ」でした。


意味のない会議に出席していると、全身に倦怠感を覚え、著しく意欲が低下し
ていきます。


何か意見を求められても、上の空。


ひどいときは頭が酸欠状態になり、ネガティブな妄想が次から次へと湧き上が
ってきて、会議室から外へ飛び出してしまいたい衝動に駆られます。


こんな、おかしな人間は私だけかと思っていたのですが、昨夏、日経ビジネス
オンラインでこの事実をコラムで告白したところ、


「私もまったく同じ症状が現れます」


「会議室という牢獄に出入りするようになってから、睡眠障害になりました」


「横山さんの言うとおり、無駄な会議に長時間参加していて、自己実現の欲求
が満たされるはずがない」


「会議中毒の上司に、自分の貴重な時間を毟り取られていると思うだけで、強
い無力感に苛まされます」


などの、


共感を持ってくださる方からの感想を多くいただきました。


当初、私はこの「会議うつ」を告白したコラム内容を、今回の書籍には入れな
いように一度書き上げました。


しかし編集者の強い要望があり、


「横山さんの載せたくないという気持ちもわかりますが、共感を抱く読者も絶
対いますから、これは敢えて載せましょう」


と言われ、加えることとしました。


世の中には、


「こんな会議、絶対に必要がない」と思っていても、反抗するだけ無駄だと何
度も自分に言い聞かせ、


「会議があるからお前も出とけ」と言われるたびについていき、


誰かの発言を聞き、誰かが作った会議資料を眺め、誰かが「そこがポイント
だ」と言えばメモを取る。


このような方はゴマンといると思います。そして


会議中、フッと自分を失うのです——。


小学生のころ、近所の子供たちを従え、ザリガニを捕るために夜遅くまで遊ん
だこと。


部活動で先輩と対立し、後輩をかばって殴られたこと。


海外旅行中、旅先で知り合ったドイツ人と朝まで飲んで、それぞれのロマンス
について語り合ったこと。


どんな小さなことでも、過去の青臭い思い出が頭をめぐり、


会議室の中、表情を消して腕組みしている自分とのギャップを思い返して心が
折れそうになる——。


会議ざんまいで、早く帰宅できるはずはなく、


夜遅く家に帰れば妻が、「今日も大変だったのね」と声をかけてくる。


それに「そうだよ。今日も大変だった」と答えてしまったら自分が壊れてしま
いそうで、


「ああ」


としか返事が出てこない自分がいる……。


日本経済の復興を多くの人が願っているこの時代に、組織の人口構成の変化に
よって、


「会議中毒者」と「会議ペット」は増殖する傾向にあるのです。


毎日、顧客にも、会社にも、社会にも貢献しない労働を課せられつづける自分。


そういった自分を、どう騙して生きていくか。無駄な会議に出るたびに、過去
に抱いた美学・信条をあざむいて、


ただ、流されて会議室を出入りしている自分。……このような人たちが、この
日本社会にたくさんいるのです。


本メルマガを読まれている皆さんが、会議に対して改善すべきかどうか、とい
う話ではなく、


日本経済を上向かせるうえで、日本的な「会議」をもう終わりにしていかなけ
ればなりません。このメッセージを私と日経BP社とともに発してもらいたい
のです。


今回の書籍「脱会議」の題字は、かの武田双雲さんが担当しました。


武田双雲さんも「脱会議」の原稿を読み、内容に共感をされたから引き受けて
いただけたのです。


私がこの装丁にこだわった理由は、どちらかというと会議が好きな層——いわ
ゆる経営層にアピールするためです。


ほとんどの中間層の方々は、経営層が会議好きだと無抵抗に会議に出席せざる
を得ないと思います。


そこで本書を活用して欲しいのです。


この「目立つ」書籍をデスクの上にそれとなく置いて欲しい。
もしくは、オフィスの書棚に「表紙を見えるようにして」置いて欲しい。


すぐに効果は出ないでしょうが、社内の多くの人が、


「脱会議か……。確かに会議ばっかりやってるのはおかしいよな」


「こんな本が出るってことは、会議に疑問を持ってる人が多いってことか……。
やっぱりな」


などと思ってくれるでしょう。


人は何度も何度も同じものを目にすると、ザイアンス効果(単純接触効果)が
働き、潜在意識の中にその情報が刷り込まれていきます。


すると、少しずつ「脱会議ムーブメント」が社会の中で広がっていくのです。


「禁煙・分煙活動」と同じです。


少し時間がかかるかもしれませんが、無駄な会議を日本社会からなくすために
力を貸してください。


ぜひとも本書を購入して、会社のあちらこちらに迫力のある武田双雲さんの書
「脱会議」が目に付くように設置したり、電車内でカバーをつけずにお読みい
ただけると嬉しいです。


「人生に何ひとつ無駄なものはない」


と言い切る方がいます。


しかし、私は「意味のない会議」は無駄だと思っています。


どんなに、


「いいえ、横山さん。無駄なものなど、この世にはないんですよ」


と諭されても、


「できない言い訳や、ネガティブな報告を延々と聞かされる会議」


を1度ならず、2度。


それどころか3度、4度……。年間10回も、20回も、30回も付きあわさ
れたら、


「無駄です!」


と叫びたくなるか、思考停止になるかどちらかです。


あなたの大切な人はどこにいますか?


「会議室」の中にいますか?


家族も、恋人も、お子さんたちも、お客様も、地域の仲間たちも、


あなたの会議には同席していないはずです。


会議は仕事ではありません。あなたの人生の目的を実現してくれるアイテムで
もありません。


一緒に「脱会議ムーブメント」を起こしましょう!


※キャンペーンページがとても美しく出来上がりました!


■新刊「脱会議」発売記念キャンペーン
http://attax-sales.jp/tokuten/book02/


キャンペーンの内容は以下2種類の音声データです。どうぞよろしくお願いい
たします。


●音声データ1「会議をなくし、どのように上司と部下とコミュニケーション
をとればいいのか? 資料を使った会話テクニックについて」
(1)会議コミュニケーションが陥るワナ「選択的認知」について
(2)マネジメント資料を使ったコミュニケーション「イエスセット」「バッ
クトラッキング」
(3)なぜマネジメント資料に「グラフ」が必要なのか?
(4)「1対1コミュニケーション」でなければPDCAサイクルを回せない
理由

●音声2「『脱会議』では書けなかった、会議デメリットの真実について」
(1)なぜ会議ファシリテーション能力は身につかないのか?
(2)「社会的手抜き」「社会的怠惰」について
(3)他人の意見に影響を受ける「アンカリング効果」「集団同調性バイア
ス」
(4)「総論賛成各論反対」のメカニズム
(5)統制範囲の原則——スパン・オブ・コントロールについて
(6)本当の会議コストとは? 「機会コスト」の重要性について
(7)会議が多いとなぜ「働きがい」を感じられなくなるのか? 「自己実現
の欲求」の意味


いつもありがとうございます。