2012年5月10日

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし【スノッブ効果】

● 今回のテクニック:【スノッブ効果(8)】

スノッブ効果とは、他者と同調したくないという心理作用が働き、敢えて他人
が所有しないものを欲しがったり、他人とは別の行動をしたりすること。

もともとは、誰もが簡単に入手できるようになると需要が減る消費現象のこと
を指している。

反対語はバンドワゴン効果。

部下とのコミュニケーションに応用するのであれば、プライドが高く、協調性
の低い相手に使うと効果が望める。ノーセットなどと組み合わせてもよい。

(協調性の高い相手にはバンドワゴン効果を使うことをお勧めする)


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● 今回のコミュニケーション例


マネージャー :
「先日、T君に話したんだよ。『脳は否定語を認識できない』って。『もっ
とスキルアップしたい』『もっと営業成績をあげたい』などという表現を使
い続けるかぎり、願望は実現しないって」


部下 :
「ええ。私も聞きました。『スキルアップしたい』と表現してしまうことで、
スキルの足りない自分自身ばかりを認識してしまうということでしょう?」


マネージャー :
「そう。そして、『スキルアップしつつある』とか『営業成績は上がりつつ
ある』という表現しつづけるべきだ、と言った」


部下 :
「ええ」


マネージャー :
「そして、感情をうまくコントロールするためにも、フェイスブックを活用
するのは、いい方法のひとつだとも話した」


部下 :
「そうでしょうね。『いいね!』ボタンを押されるように記事を書くために
は、どのような出来事も思考転換する必要がありますから」


マネージャー :
「ポジティブな思考を手に入れられるんだよね」


部下 :
「マネジャーの発想は面白いですよ。私は、そんな風に考えたことはありま
せん」


マネージャー :
「ところで、ライバル会社がフェイスブックを使ってプロモーション活動を
積極展開している。当社もそろそろ考えたほうがいいだろうか?」


部下 :
「フェイスブックでプロモーション、ですか?」


マネージャー :
「そう。お客様の属性がすぐにわかるじゃないか。フェイスブックの登場で、
今後はマーケティングのやり方が根本的に変わってくると思う」


部下 :
「そう、ですねぇ」


マネージャー :
「当社も今のうちに先行投資したほうがいいんじゃないか?」


部下 :
「しかし、労力をかけた割にはうまくいっていないケースも多いですよ」


マネージャー :
「なるほど」


部下 :
「マネジャーは、『やる前から、うまくいっている事例を聞いても仕方がな
い』という話をされてましたよね?」


マネージャー :
「そうそう」


部下 :
「でも、失敗事例は知っておいたほうがいいですよ」


マネージャー :
「ほう」


部下 :
「うまくいくには、いろいろな要因が絡み合ってるでしょうが、失敗の要因
ってシンプルで、わかりやすいんです」


マネージャー :
「そうか」


部下 :
「そういう意味でも、私はフェイスブックとか、そういう新しいものに飛び
つくよりも、キッチリと営業が当社のチラシをもってお客様のところへ回る
ことが先決ではないでしょうか?」


マネージャー :
「なるほど」


部下 :
「私もチラシを持って、まわりますから」


マネージャー :
「先月のコミットメントでは、20社に対する配布だったけれど、今後は
『キッチリ』チラシを持ってお客様をまわっていくということだね?」


部下 :
「え? ええ。まァ……」


マネージャー :
「そして、君の担当顧客は120社だから、チラシの精度をアップするため
にも、何度か改善をしていきたい」


部下 :
「はい」


マネージャー :
「ということは、120社を1ヶ月でまわり、チラシを配布して、そのうえ
でチラシの反応を見て、ブラッシュアップしていこう」


部下 :
「……ええ。かしこまりました」


マネージャー :
「今のチラシが効果あるかどうかわからないけれど、君が言うように新しい
プロモーションツールに惑わされることなく、キッチリとこなして、そして
数字を達成していこう」


部下 :
「はい」


マネージャー :
「そして、それだけの大量行動をすることによって、情報ノイズが入りにく
くなり、感情のコントロールも正しくできるようにもなっていくんだろうか
ら」


部下 :
「そう、ですね……」


マネージャー :
「ということで、1ヶ月に120社へのチラシ配布、頼むな」



……私たちの発想は「絶対達成」です。

これはセミナーや書籍でも解説しているとおり、「リスクマネジメント」の発
想です。

いかに成功するか、ではなく、いかに失敗しないか? なのです。

「目標未達成」というリスクをヘッジするために、「どうしたら失敗するの
か?」さえ理解し、

そのように失敗しなければ、企業が設定する「目標」ぐらいは達成するのです。

オリンピックで金メダルを目指しているわけではないのですから。

ですから、私たちがコンサルティングに入ると、なぜ目標が達成しないかすぐ
にわかります。

「失敗する要因」を改善できていないからです。

現在、大ベストセラーとなっている『「超」入門 失敗の本質』は、「絶対達
成」の理論と通じるものがあります。おススメ!


【参考書籍】「超」入門 失敗の本質
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478016879/mysterycon0c-22/ref=nosim

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【編集後記】

以前もお伝えしましたとおり、

来週、5月14日(月)から、

「脱会議100日マラソン」を開始いたします!

(今朝のエキサイトニュースでも、取り上げられています!
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1336471372710.html

100日間で、「1億円」分の無駄な会議を、この日本から削減できるのか?

挑戦してみたいと思います。

●脱会議100日マラソン 『1億円』の会議コストを削減して日本を元気に
しよう!プロジェクト
http://www.facebook.com/kaigicost

「脱会議」という概念を知ってから、もう会議を削減した! という方も申告
していただいてけっこうです。

これから脱会議しなくても、ということですね。

フェイスブックのアカウントがなくとも、代理投稿できる仕組みも考えていま
す。

盛り上げていきましょう!

ちなみに、

脱会議を広めてくれる「脱会議エバンジェリスト」になっていただくと、漏れ
なく「脱会議100日マラソン」のバッジがもらえます。

フェイスブックのアイコンにつけられます!(私のアイコンのように)

どうぞよろしくお願いいたします!