2012年7月17日

「OK牧場」は、有名な心理学用語?【アクノリッジメント】

● 今回のテクニック:【アクノリッジメント(11)】

アクノリッジメント(アクノリッジ)とは、相手に関心を寄せて承認し、その
ことを肯定的な言葉で伝えることである。

どのようなときも感謝の気持ちを忘れず、相手の可能性だけを見つめることに
より、行動の変革を促すことができるようになる。

承認することを目的とするぐらいに、承認を意識することが重要である。

承認が目的になってしまうと心が伴わない、と思われる方も多いだろうが、そ
れを気にしていたら何もできない。

「気持ちはあとからついてくる」

と考えるようにして、まずは「相手を承認する」という体験を積むことにフォ
ーカスして取り組むぐらいがちょうどよい。


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マネージャー :
「何事も否定から入る人は、論理的に物事を考えられなくなる、という話を
以前したことがあるよね?」


部下 :
「ええ。そうでしたね。何でもかんでも否定するんですから、ロジカルシン
キングなんて無理でしょう」


マネージャー :
「そして、発言内容もコロコロ変わる、ということも言ったよね」


部下 :
「そりゃ、そうですよね。とにかく『否定』なんですから、過去自分が言っ
たことさえも否定しかねないですよね」


マネージャー :
「私は君にそう言ってきたはずなのに、君はいつも自分を否定ばかりしてる
よね」


部下 :
「え?」


マネージャー :
「自己否定を繰り返してるじゃないか」


部下 :
「あ、まァ……。確かに、そうですね」


マネージャー :
「私としては、君は大切な部下なんだから、その大切な部下を否定して欲し
くないな」


部下 :
「部長……」


マネージャー :
「しかも、自分自身でね」


部下 :
「で、でも……。何をやってもうまくいかないじゃないですか。この一年間、
結果を出そうと、何度も部長に相談に乗ってもらったのに、まったく結果が
出ませんでした。私は自分を許せないでいます」


マネージャー :
「『何をやってもうまくいかない』『まったく結果が出なかった』なんて、
極端なことを言っているけれど、君が企画した今期のイベントは大当たりだ
ったし、目標予算の達成率は97%。あと少しだった」


部下 :
「結果が出なければ、何もかも意味がありません。気休めにもなりません」


マネージャー :
「目標が達成していなくとも平気な顔をしている連中と比べれば、雲泥の差
だけどな……」


部下 :
「どっちにしても、自分を否定せずにはいられません」


マネージャー :
「あのさ、OK牧場って知ってるか?」


部下 :
「OK牧場? ガッツ石松さんがいつも言ってる?」


マネージャー :
「うん……。それも有名だけど、心理学用語で『OK牧場』というのがある
んだ」


部下 :
「えっ! そうなんですか」


マネージャー :
「心の事象を4分割し、それを『OK牧場』と表現してるのさ。その4つと
は、『私はOK あなたはNOT OK』『私はNOT OK あなたはO
K』『私もあなたもOK』『私もあなたもNOT OK』」


部下 :
「へえ……」


マネージャー :
「相手のことばかり否定する人は、『私はOK あなたはNOT OK』。逆
は『私はNOT OK あなたはOK』」


部下 :
「……そう、ですね。私は、完全に、『私はNOT OK あなたはOK』タ
イプですね。誰を見ても素晴らしいと思うんですが、自分は本当にダメな人
間だと思ってしまいます」


マネージャー :
「幼少のときの、親との関わりが影響してるって聞いたこともある」


部下 :
「そうなんですか?」


マネージャー :
「『OK牧場』のせりふで有名なガッツ石松さんは、大変貧しい家庭で育っ
たそうだけど、お母さんがとても働き者で、そしていつもガッツ石松さんの
ことを承認していたらしい」


部下 :
「なるほど……。だからあんなに能天気……、いや、あんなに前向きで、誰
に対しても否定的な態度をとったりしないんですね。ご自身に対してもそれ
ほど卑下している風に見えませんし」


マネージャー :
「憎めない方だよね。『OK牧場』という心理用語を知っていて、このせり
ふを使っているかどうかはわからないけれど」


部下 :
「そうでしたか……。母も父も、私には常に厳しかったです。いつも優秀な
弟と比較されて育てられましたから、『OK』だなんて言われた覚えがない
です」


マネージャー :
「そうか」


部下 :
「転職を繰り返し、どうしようもなくなったとき、この会社に拾ってもらい
ました。ようやく営業というまともな仕事に就けたのに、私の両親は認めて
くれませんでした」


マネージャー :
「……」


部下 :
「お前を営業にするために育ててきたんじゃないって、言われたんです」


マネージャー :
「うん……」


部下 :
「じゃあ、私にどんな仕事をして欲しかったんでしょうね。公務員やっても、
ビデオ屋でアルバイトしていても、建設現場で働いても、その後、塾の講師
もやったんですが、とにかく、私がやることすべて否定してくるんです。本
当に、何と言うか……」


マネージャー :
「だから……。だから、営業で結果を出したいんだな?」


部下 :
「そう……、ですね。はい、そうだと思います」


マネージャー :
「そうか」


部下 :
「ですから、何をやっても、自分をOKだなんて……思えません」


マネージャー :
「なるほど」


部下 :
「……」


マネージャー :
「じゃあ、その分だけ、俺がOKしてやる」


部下 :
「部長」


マネージャー :
「君は33歳だったな? これまでの33年分の『OK』を、この会社で俺
がしてやるよ。ずっとこの会社でいてくれ。そして一緒に結果を出していこ
う」



……「OK牧場」の4事象とは別に、

たった2つの質問のみで、人間の個性を4つに分類し、人間関係を改善させる
知恵を与えてくれるロングセラーがあります。

長く売れ続けているので、すでに読まれた方も多いでしょうが、人付き合いに
悩んでいる方、どうやって相手と接したらいいか困っている人には、

このようなシンプルな心理分析からはじめると、すごく救われることがあると
思います。

もちろん、営業活動にも役立つ一冊です。
(タイトルはちょっと怪しいですが、中身はまともです。今でもかなり売れて
います)


【参考書籍】「人の心が手に取るように見えてくる」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/480612799X/mysterycon0c-22/ref=nosim

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【編集後記】

4年前にはじめてNLP(神経言語プログラミング)のプラクティショナー
コースを受講したとき、

「あなたの願望は何ですか? 実現したいことは何でしょう?」

と質問されて、

私が即答したのが、

「間食をやめたい」

でした。

私とペアになってセッションをしていた人は誰もが目を丸くしていて、

「間食をやめたい? その体で?」

と言ってきたものでした。

私の体型が痩せ型ですので、「何のために間食をやめたいんだろう? 間食ぐ
らい、いいじゃないか」とよく言われるのですが、

しかし、

私は40歳を過ぎても、毎日、コンビニやキオスクに行ってはお菓子やチョコ
レートを買って食べ、食事をするときにはすでにお腹が減っていない状態にし
ていることが多いのです。

このメルマガ編集後記でも、

さんざん「間食はやめる」と宣言してきたのですが、なかなかやめられない状
態を続けてきました。

唯一、夜寝る前の間食が、この1年以上いっさいなくせたことは大きいことで
す。

自分自身を変えて、いろんなことが実現して、いろいろなことが手に入っても、
いまだに「間食がやめられない」という幼い課題を持ち続ける自分に嫌悪する
日もあるのですが、

とはいえ、

私は、絶対に自分を変えられるという自信があります。

これまで、「自分には無理だ!」と思えることを、いくつも可能にしてきた過
去がある以上、何歳になっても、自分を変革させることは絶対にできると思っ
ています。

そもそも

「間食」

なんですから、やめられないはずがありません。

こんなことで悩むのがおかしいぐらいなのですが、「依存」しているといけま
せんね。

体が言うことを聞いてくれません。

さて、

先週から書いているとおり、私は腎臓を少し悪くしているようです。(間食の
し過ぎか?)

ですから、ずーっと食事制限をしています。

昼は玄米の入ったおにぎり一個、を続けています。

朝も夜もかなりご飯の量を減らしていますし、もちろん間食もほとんどしてい
ません。

お腹が空いたら水を飲むか、コンビニへ行って「煎餅」を買い、少し食べて捨
てています。

ミキサーを使って、緑黄色野菜とフルーツなどでスムージーを作り、毎朝飲ん
でいるのも体にいいのか、

最近はものすごく体調が良いのです。

まだ10日目ぐらいですが、最近とても大きな気付きがありました。

間食をしたり、脂っこいものを「ガッツリ」食べたくなるのは、体調が悪かっ
たり、ストレスがたまっているからだ、と。

体調を良くし、ストレスをなくすと、脂っこいものも、間食もしたいとは思え
なくなるのだ、と。

ここ1週間、2日に1度は、朝に3キロコースを走っています。

朝起きて、

「だるい」「今日はトレーニングやめとこう」「雨が降りそうだから走るのは
無理」

と、いろんな言い訳をしてトレーニングしない日も多かったのですが、最近は
トレーニングにも前向きになってきて、

ますます健康になっていきます。

うまくいくと、何でも「プラスのスパイラル」に勝手に巻き込まれ、ストレス
なくこなせるようになっていきますね。

最近は、

頭がとてもスッキリしているせいか、仕事のことはあまり考える時間がなくな
り、家族のことばかりを考えるようになってきました。

感覚が研ぎ澄まされてきたのか、家族のことについて、いろんなことが見えて
くるようになってきました。

これはこれで、とてもいいことですね。

(ということは、これまでは間食と同じように、ストレスがたまっていたから
仕事ばっかりやってきた、ってことなのかもしれません)