2012年8月6日

無駄な会議や日報をなくした組織が次に向かうところ【ロミオとジュリエット効果】

● 今回のテクニック:【ロミオとジュリエット効果(2)】

ロミオとジュリエット効果とは、ある目的を達成するまでのプロセスにおいて、
障害や阻害要因が多いほうが、

達成意欲が高まるという心理効果。

無論、シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」から由来。


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マネージャー :
「年間の目標を達成するには、『運』は関係ないという話だったよな?」


部下 :
「ええ。『運』は関係ないですよ……。一年間も期間があるわけですから」


マネージャー :
「そうだな、一年間も時間があるわけだから、何も言い訳ができないよ
な?」


部下 :
「はい。言い訳するぐらいだったら、その前に相談します」


マネージャー :
「ところで、君の課の会議はどれぐらい削減された?」


部下 :
「あ、どうなんでしょう……。よくわかりませんが、今はほとんどありませ
ん」


マネージャー :
「以前はどれぐらいの会議があった?」


部下 :
「そうですねー。週に1回のリーダーミーティング、月に2回の仕入先との
定例会議、月1回の品質会議とか、でしょうか」


マネージャー :
「仕入先との会議もなくしたのか?」


部下 :
「なくしたのか……って、だいたい社内にいないですからね。お客様のとこ
ろへ行きまくっていたら、いつの間にかすべて会議はなくなっていました」


マネージャー :
「結局、仕入先との会議も、形式的にやってただけなんだろう?」


部下 :
「そうです。担当者がいないもんですから、仕入先も会議しようがなくなっ
たんでしょうね。今は電話連絡で済んでいます」


マネージャー :
「電話のほうが正しく会話できるだろう?」


部下 :
「まァ、そりゃあそうですね。会議だと、何となく発言しなくなりますか
ら」


マネージャー :
「そうだなァ、あと、営業日報って書かなくなったよな?」


部下 :
「あ、はい。そういえば全然書かないですね」


マネージャー :
「いつの間にか、なくなってたな」


部下 :
「ええ。部長も何も言わなくなりましたね」


マネージャー :
「結局、みんなの行動が変わって、業績が上向いてきたら、会議も日報も要
らないんだよ」


部下 :
「それにしても、最初は部長にものすごく反対されました。どんなに説明し
ても、『そういうことじゃないんだ』とか言って、とにかく変わろうとしな
いんです」


マネージャー :
「部長は、過去に固執してたからなァ」


部下 :
「でも、あの部長の態度を見て、よけいにメンバーが燃えましたね。部長が
仰ってること、まったく論理的ではないですから、興ざめしましたし」


マネージャー :
「そうかァ」


部下 :
「部長に反対されればされるほど燃えて、とにかく全員社内にいないように
しました」


マネージャー :
「会議と日報がなくなるだけで、何だか、ものすごく解放された気分になる
な」


部下 :
「本当ですね。もう二度と以前のようには戻りたくないです」


マネージャー :
「会議と日報がなくなるだけで、何だか、ものすごく解放された気分になる
な」


部下 :
「はい。何だか、気分が前向きになります」


マネージャー :
「行動を圧倒的に増やすと、いつの間にか会議や無駄な資料作りの時間が吹
き飛ばされていく」


部下 :
「最初は半信半疑でしたが、見事にそのようになりましたね」


マネージャー :
「あとは、もっと効率的に結果を出すために、マーケティングミックスを活
用し、行動を最適化していこうか」


部下 :
「はい。ようやくそのスタートラインに立ちました」


マネージャー :
「目標達成を『運』に頼らないよう、大量行動の習慣はできた。次からは精
度を上げていこう」



……何年も前から私どものセミナーに出席されたり、DVDを観ている会社の
方々は、

会議や日報の削減は、だいたい終わっています。

ですから、私も錯覚を覚えることがあります。

最近、セミナーの受講者さんから、「無駄な会議を削減したい」「営業日報っ
て本当に必要ないんですか?」などと言われると、

え? まだ、無駄な会議をしたり、日報をつけたりしているのか、と……。

正直なところ、驚いてしまうのです。

しかし、そんなことは当たり前ですので、私も気をつけなければなりません。

まだまだ「絶対達成」のメソッドは社会に浸透しているわけではないですので。

とはいえ、大量行動をして無駄な会議や資料作りをなくしている組織はすでに
たくさんありますので、次のステージへ向かいたい方には、

それなりの勉強会を私たちも提供していかなければなりません。

9月に、今年2回目の「予材管理勉強会」を実施いたします。

コンサルティングを受けるのには抵抗があるが、当社に合った「予材管理」と
はどういうものか?

それを知りたい方のみ、ご参加ください。

● <人数限定> 横山信弘 直接指導による予材管理・勉強会
【名古屋 9/12】http://www.attax.co.jp/seminar/detail/01407.html
【東京 9/19】http://www.attax.co.jp/seminar/detail/01408.html

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【編集後記】

先日の金曜日、「絶対達成」のメソッドを活用して、

「儲かってしょうがない。本当に嬉しい」

と仰る社長とランチをいたしました。

その社長いわく、

「横山さんのメソッドでやはり一番、心に残ったのは、『目標は絶対達成しな
くてはならない。達成しなければ仕事をしたことにはならない』という部分で
す。どのように目標から逆算した行動をするのか、それを考えてKPIをロッ
クしていったら、自然と売上が上がっていきました」

と……。

こういうお話を聞くと、本当に嬉しいですね。

私は気分がよくなったので、

「来年の1月に沖縄で『絶対達成ツアー』を企画していますが、来られます
か?」

と聞いてみたろころ、

その社長は「行きます!」と即答してくださいました。

さらに私は畳み掛けるようにして、

「それじゃあ、同業の経営者の皆さんも誘っていただけませんか?」

と、図々しく提案してみました。

その社長は、同業の経営者の集まりで、最近売上が急上昇しているせいで、よ
く講演をさせられるのだそうです。

ですから、その社長が誘ってくだされば、何人かの経営者の方々とも私はお知
り合いになれるのではないかと思ったわけです。

しかし……

その社長はヒソヒソ声で言いはじめました。

「できれば、それはやりたくないです」

「え? どうしてですか?」

「だって……。そりゃそうでしょう。私は横山さんを他の会社に紹介しようと
は思っていません」

「はァ……」

つまり、

ライバル会社には教えたいとは思わない、ということなのでしょう。

この社長のみならず、

「他部署にも紹介したくない」とハッキリ言う営業部長さんとかもいます。

こういうことを耳にすると、私としては、嬉しいような、面はゆいような感じ
になりますね……。

とはいえ「絶対達成メソッド」をもっともっと社会に認知してもらえるよう、

私たちは行動していきます。

特に、この日本から無駄な会議はなくしたいですね。

心の底からそう思っています。

(来年1月開催予定の「絶対マインドセミナーツアー in 沖縄」については、
また別途アナウンスいたします)