2013年1月3日

「プライド」とは、一言で表現すると何か?【PREP法】

● 今回のテクニック:【PREP法(3)】

PREP法(プレップ法)とは、自身の主張を相手に伝えやすくする話法、文
章術のこと。

以下のような流れで話をすることである。非常に簡単だ。

主張(Point)→ 理由(Reason)→ 具体例(Example)→ 主張(Point)。

はじめと終わりに「主張」または「結論」を持ってくることが秘訣である。

例としては、

「私はこの仕事が好きだ。なぜなら遣り甲斐があるからである。1ヶ月に1回
はお客様から感謝の手紙がもらえるし、先日などは私の手を握ってまで『あり
がとう』と言ってくれるお客様がいた。だから私はこの仕事が好きだ」

「インパクト×回数」が大事。主張はとにかく繰り返すことだ。


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● 今回のコミュニケーション例


マネージャー :
「あけましておめでとう。今年もよろしく」


部下 :
「課長、今年もどうぞよろしくお願いいたします」


マネージャー :
「新年早々、研修か」


部下 :
「仕事ですから」


マネージャー :
「今年は教育にしっかりとお金をかけていく。どんなに業績が傾いても、教
育費だけは絶対に削減しない」


部下 :
「教育費を削減するぐらいなら役員報酬をカットする。これが社長の口癖で
すものね」


マネージャー :
「それが社長のポリシーらしい」


部下 :
「かっこいいポリシーです」


マネージャー :
「ところで今日は、挨拶やお辞儀、名刺交換など、社会人としてのマナーや
作法などを徹底的に鍛える研修だ」


部下 :
「マナー研修、ですか」


マネージャー :
「そう。入社10年目以上の人を対象に、徹底指導してもらう」


部下 :
「今さら大きな声を出して挨拶したり、名刺交換の基礎を学ぶんですか」


マネージャー :
「どうした、プライドを傷つけられたか」


部下 :
「まァ、そうですね。私はともかく……他の同期のメンバーとか、けっこう
プライドありますから。みんなそういう研修をマジメに受けるかどうか」


マネージャー :
「君はプライドって、何かわかるか」


部下 :
「ええっと、自尊心のことです」


マネージャー :
「自尊心って何?」


部下 :
「自尊心……。自尊心といえば……。誇りとか、うーん、何でしょう」


マネージャー :
「プライドとは多くの場合、自信過剰バイアスのことだ。自分のことを過剰
に尊く認めようとするがゆえに、自信過剰になってしまうからだ」


部下 :
「自信過剰……」


マネージャー :
「昨年末も、社歴15年未満の写真にマナー研修を受けさせたが、プライド
を傷つけられたなどとブーブー言う割には、全然できていなかった。だから
プライドとは多くの場合、自信過剰バイアスだと私は考えている」


部下 :
「なるほど」


マネージャー :
「日常的に使うときは、だいたいそうだろう」


部下 :
「確かに、『あの人、プライドだけは高そう』などという風に使いますもの
ね。ネガティブな表現で使われることが多いかな」


マネージャー :
「もちろんプライドは持ったほうがいいのは、わかってる。ただ、使い方だ
よ、問題は」


部下 :
「基礎もできていないのに、プライドという言葉を口にしていたら、確かに
かっこ悪いです」


……当たり前のことを、当たり前にやる。

それができてもいないのに、『プライド』という言葉を口にするなどナンセン
スですよね。

『プライド』を口にするためには、まずは謙虚にならないと私は考えています。

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【編集後記】

新年、明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月1日の早朝は、昨年と同様、家族4人で、家の近所の「ゴミ拾い」をしま
した。

初日の出を見つめながら、タバコの吸殻や空き缶を、子供たちと一緒に拾いな
がら歩きました。

子供たちがトングを使い、タバコの吸殻を拾う姿を見ながら思ったことは、

人間としての「プライド」があるなら、

タバコや空き缶のポイ捨てはやめてほしいということです。

誰が聞いても「100%良くない」と答えることを、してしまうのは感情のコ
ントロールができていない証拠です。

私は父として、経営者として、コンサルタントとして、地域社会に住む者とし
て、

そして、日本人として

正しい「プライド」を持って、2013年を送りたいと考えています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。