2013年3月18日

倍速管理を加速させる「アプリ」とは?【イエスセット】

● 今回のテクニック:【イエスセット(17)】

イエスセットとは、相手(部下)が必ず「イエス」と答える質問を繰り返し、
「同意」を促す手法。

コミュニケーションをコントロールしやすくすることが目的である。「ハイ」
と手を挙げさせて催眠にかける「催眠商法」と原理は似ている。

打合せをはじめる冒頭に3、4回(2回程度では少ない)必ず相手が「はい」
もしくは「そうですね」と答える質問を繰り返し、本題に入ると効果的と言わ
れている。


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● 今回のコミュニケーション例


マネージャー :
「今日は午前中から降りそうだな」


部下 :
「はい。夜までは降りそうですね」


マネージャー :
「午前中にお客様を3軒、まわるんだったはずだ」


部下 :
「ええ。朝礼でも話したとおり、3軒まわり、午後からK社で重要な商談が
あります」


マネージャー :
「K社の商談は、T課長が帯同するんだろ」


部下 :
「そうです。T課長とは現地で落ち合うつもりです」


マネージャー :
「俺との打合せは夕方の5時からだ」


部下 :
「はい、部長。予定しています」


マネージャー :
「そのときの打合せは、新規顧客リストに関してだ」


部下 :
「はい。伺っております」


マネージャー :
「君なりのリストを5時までに用意しておいてくれ」


部下 :
「え……。あ、はい……」


マネージャー :
「どうした」


部下 :
「いや……。申し訳ありません。私がリストを作る必要があったんです
か?」


マネージャー :
「3日前にそう言った。私はその場でキチンと記録している。間違えようが
ない。君は私の指示を受けてもメモをしていない」


部下 :
「あ、はい……。申し訳ありません」


マネージャー :
「言った、言わない、というのはよくある。しかし私のように、決めたこと
をすぐに記録する習慣がある人間からすれば、メモをする癖がない人のほう
が圧倒的に不利だ」


部下 :
「そ、そうですね。部長は必ずその場でスマホに記録していますから。誰も
が部長の思い違いだ、とは言えないでしょう」


マネージャー :
「期限を二つ折りにして、倍速管理をしたまえ。そうすれば、作業を見積も
る習慣が手に入る」


部下 :
「はい。スケールテクニックですね。作業時間をうまく見積もることができ
ないと、だんだんイライラしてきますから……」


マネージャー :
「時間がない、バタバタしていた、という言い訳だけはしないでくれ。みっ
ともないから」


部下 :
「はい」


マネージャー :
「スマホを持ってるだろ。いいアプリを紹介してやるから使ってみたらどう
だ?」


部下 :
「え? それは何ですか?」


……友人で、スマホの達人がいます。

その方から紹介されたリマインダーアプリの「Due」を私は愛用しています。

タスクの処理開始日時を設定しておくと、アラームが鳴ります。

執拗に鳴り続ける、このシンプルさがいいです。

自著「絶対達成マインドのつくり方」で紹介している【倍速管理】をする場合、

作業スタート日時、ワンツー確認をする日時、二つ折りにした期限の日時。

この3つを設定しておけば、作業をパラレルで【倍速管理】しても、パニック
にならなくて済みます。

何より、先送りすると「Due」のアラーム攻撃が際限なく続くことになりま
すので、

そのことをイメージするだけで、「はやく仕事を片付けなきゃ」という気持ち
にさせてもらえるからいいですね。

スタート時期のみならず、期限や報・連・相の時期もリマインダー設定してお
くのが、私なりの使い方です。

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【編集後記】

私がいま、最も誇れる事柄は、

20年以上続けている知的障がい者のボランティア活動で、2年連続、皆勤賞
をとったことです。

昨日(3月17日)、その表彰式がありました。

皆勤賞といっても、月に1回のイベントに、1年間休むことなく参加した、と
いうだけの話なのですが、

40人以上登録されているボランティアの中で、皆勤賞をとったのは2人だけ。

私も30歳ぐらいに代表をつとめていたころ、2度、皆勤賞になったぐらいで、
通算4度目です。

意外と、簡単ではないのです。

学生、看護士さん、保育士さん、サラリーマン、OL、フリーター、主婦……。

いろいろな方がボランティアに来てくれていますが、

その中にあって、自分が最も参加率が高かったボランティアのひとりだった、
という事実は、かなり嬉しいことです。

誰にも褒められるわけではないし、評価されることでもないでしょうが、私だ
けは私自身に「よくやったなー」と声をかけたいです。

そして全面的に協力してくれた家族に感謝、感謝です。

4月からも健康管理をしっかりして、地道な活動を続けていきたいと思ってい
ます。