2013年4月12日

「口ベタ」な人の正しいメールの書き方【アクノリッジメント】

● 今回のテクニック:【アクノリッジメント(11)】

アクノリッジメント(アクノリッジ)とは、相手に関心を寄せて承認し、その
ことを肯定的な言葉で伝えることである。

どのようなときも感謝の気持ちを忘れず、相手の可能性だけを見つめることに
より、行動の変革を促すことができるようになる。

承認することを目的とするぐらいに、承認を意識することが重要である。

承認が目的になってしまうと心が伴わない、と思われる方も多いだろうが、そ
れを気にしていたら何もできない。

「気持ちはあとからついてくる」

と考えるようにして、まずは「相手を承認する」という体験を積むことにフォ
ーカスして取り組むぐらいがちょうどよい。


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● 今回のコミュニケーション例


マネージャー :
「君は以前、どこの部署にいたんだ?」


部下 :
「私は金沢です」


マネージャー :
「金沢支店か。こっちに赴任したのはいつ?」


部下 :
「4月1日です」


マネージャー :
「え! 4月1日?」


部下 :
「はい」


マネージャー :
「君はまるでカルティエのペンのようだ」


部下 :
「え……」


マネージャー :
「いや、私の知人からカルティエのペンをもらったんだ。これを見てくれ」


部下 :
「へェ。シンプルですけど、宝石のように品の良い輝きを持つボールペンで
すね」


マネージャー :
「まだ使ったことがない。所有している喜びだけを満たしてくれる」


部下 :
「私もいつか、そういうペンが似合うビジネスパーソンになってみたいで
す」


マネージャー :
「君がカルティエのペンだ」


部下 :
「え」


マネージャー :
「このカルティエをいただいたのがちょうど4月1日。君が赴任した日と同
じだ」


部下 :
「……」


マネージャー :
「このペン、なぜかずっと以前から私のそばにいたような気がする。それぐ
らいに身近な存在になった」


部下 :
「そ、そうですか」


マネージャー :
「君とは毎日顔を合わせていない。ペンと違って、私のバッグには入らない
からな」


部下 :
「はァ」


マネージャー :
「しかし、何かあるたびにメールをくれるだろう」


部下 :
「あ、はい……。支店長は大変お忙しいでしょうから、商談で気になったこ
となどは要点だけでもお伝えしたほうがいいと思って」


マネージャー :
「先ほどかぞえみたら、君からもらったメールの数、4月1日からすでに3
0通を超えている」


部下 :
「すみません。メールを出しすぎでしょうか」


マネージャー :
「私は時間に厳しい人間だ。君のメールを読む時間を計測してみたら、平均
して1分かからなかった」


部下 :
「あ、そうですか」


マネージャー :
「読むのに1分しかかからないが、10分以上は考えさせられるメールだ。
次にどんな手を打とう。そのお客様を振り向かせるにはどのように次の一手
を考えるべきか、そういうことを想像したくなるメールなのだ」


部下 :
「……」


マネージャー :
「この10日間近くで、そういう毎日を繰り返していると、君がとても身近
に感じる。まるでカルティエのように」


部下 :
「いえいえ、そんな……。口ベタなので、せめてメールで報告はしようと」


マネージャー :
「短文のメールだけで相手をその気にさせるなんて凄い」


部下 :
「……」


マネージャー :
「メールのタイトルの書き方がうまい。メールを開けなくとも、だいたいの
中身がわかる」


部下 :
「そこは意識しています。『今日のご報告』とか『商談の件』とか、メール
を開かないとよくわからないタイトルを書くのはやめようと」


マネージャー :
「素晴らしい。本文も工夫してるね」


部下 :
「はい。要点だけではなく、そのとき思ったことを本文の最後に2行ぐらい
は付記します」


マネージャー :
「そこがアクセントになってる」


部下 :
「無機質なメールだと読む気にならないかと思いまして」


マネージャー :
「君は凄いな」


部下 :
「いえいえ、とんでもないです」


マネージャー :
「メールだけでカルティエになれる奴を、初めて見た」


部下 :
「そういう表現をされること自体が、私にとって驚きです」



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メルマガ読者が19,924人にまで増えました。
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3月末で退職される方など、いろいろな影響でメルマガ読者が大幅に減るはず
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それを上回る登録者がいるようです。

メルマガの配信スタンドを変更したたびに千人や2千人近く減ったり、

ことあるごとに読者数は上下しましたが、これまで順調に増えてきました。

あと少しで2万人ですね。

読者数が多ければいいというわけではありませんが、やはり感慨深いです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。