2014年9月18日

値段が高いほど価値も高いと思えるか?【ウェブレン効果】

● 今回のテクニック:【ウェブレン効果(6)】

ウェブレン効果とは、アメリカの経済学者、ソースティン・ヴェブレンの著作
「有閑階級の理論」で紹介された理論。

有閑階級の消費特徴は「顕示的消費」、つまりお金持ちの買い物は「見せびら
かし」であると断じたことからきている。

実際の機能よりも「価格が高い」というだけで、あたかもその消費の「価値が
高い」と思い込む心理作用のことを指しており、プライス戦略をするうえで参
考になる。


───────────────────────────────────


● 今回のコミュニケーション例


マネジャー :
「君はけっこう、時計が好きなんだって?」


部下 :
「そうなんです。車を買わず、安いアパートに住みながら、とにかく貯金し
たお金は全部、時計に費やしてきました」


マネジャー :
「今日、している時計はなんだ。セイコーか?」


部下 :
「はい。セイコーです」


マネジャー :
「セイコーというと、ちょっと大衆的なイメージがあるが」


部下 :
「そうですね……。これは『グランドセイコー』というモデルです」


マネジャー :
「いくらしたんだ?」


部下 :
「だいたい35万円ぐらいです」


マネジャー :
「さっ……、ええっ!? さ、さんじゅう、ごまん、えん!?」


部下 :
「そうです。『グランドセイコー』ですから」


マネジャー :
「えええええ」


部下 :
「ロレックス等のスイスメーカーが制定するクロノメーター規格より、厳し
い検査基準に合格しているのが『グランドセイコー』です。『最高の普通』
と言われる、どちらかというと玄人好みの時計ですね」


マネジャー :
「君はまだ29だろう?」


部下 :
「今年で28歳です」


マネジャー :
「渋いな」


部下 :
「昨日、していた時計がパネライです」


マネジャー :
「それは、いくらなんだ?」


部下 :
「あのモデルは80万ぐらいです」


マネジャー :
「はっ! はち、じゅうまん!」


部下 :
「500万円を超えるパネライもありますから、それほど驚くことではない
と思いますが」


マネジャー :
「他にどんな時計を持ってるんだ?」


部下 :
「ピアジェとIWCです。IWCは2つ持っています」


マネジャー :
「もう、値段は聞かないよ……」


部下 :
「私の友人がランドクルーザーに乗っています。450万円ぐらいはしたと
聞きました。私が持っているすべての時計を集めても、そのランクルよりは
安いですよ」


マネジャー :
「車と比べるかよ」


部下 :
「ランクルのように維持費はかかりませんし、置いておくスペースもとらな
い。仕事中でも毎日身につけていられますから、安い買い物だと私は思って
しまいます」


マネジャー :
「そういう風に考えるのか」


部下 :
「そんな風にでも考えないと、時計を好きになれません」


マネジャー :
「やっぱり、30万円の時計より80万円とか100万円の時計のほうがい
いのか?」


部下 :
「うーーん……。そんなことはないと思います。この『グランドセイコー』
は私が持っている時計の中で一番安いです。でも気に入ってますよ」


マネジャー :
「安いと言っても、35万だろう……。私なんてGショックだ」


部下 :
「Gショックはいいじゃないですか。私も初期モデルをオークションで手に
入れました」


マネジャー :
「それは、いくらで……?」


部下 :
「50万円ぐらいだった、かと」


マネジャー :
「ひょえー! Gショックで50万円……」


部下 :
「ところで課長、以前からお話している半年間の講座が10月からスタート
します。ぜひ申し込みをしたいんですが」


マネジャー :
「それはいくらだ?」


部下 :
「1人40万円です」


マネジャー :
「1人、40万円っ!?」


部下 :
「オークションで買ったGショックよりは安いです」


マネジャー :
「まァ、そんな高い講座なら、さぞかし価値があるんだろうな。いいよ。君
がどうしても参加したいというなら」


部下 :
「ありがとうございます! 部下たちにも毎回フィードバックいたします」



……私が受け持つ単独講座の中で、最も厳しいコースが10月からスタートし
ます。

日経BP社「課長塾」の180日特訓コースです。

「第3期コース」は先日、感動のフィナーレがありました。第4期は、10月
16日、八ヶ岳での合宿からスタートです。

費用は1人あたり約40万円。

受講者の半分はリピーター企業からです。とても意識の高い管理者の方々が集
まります。


■目標予算を絶対達成させる営業マネジャー「180日」特訓コース
http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nbsemi/0930/neo12/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】

最近、夜の10時まで起きていることがほとんどなくなってきました。

昨夜も明石家さんまさんの「ホンマでっか!?TV」というテレビ番組を見て
いる最中に寝てしまい、その後、すぐに床に就きました。

何時に寝ても、朝は5時前後に起きますので、早く寝れば寝るほど健康になり
ますね。

(起きる時間を調整できないのです。目覚まし時計に起こされることは、年中
ほとんどありません)

私は健康管理を3つに要素分解しています。

「食事」「運動」「睡眠」の3つです。

「食事」と「運動」は自分の主体的な行動でコントロールできるのですが、
「睡眠」はなかなか操作できません。

いつも眠りが浅いので、夜中に何度も起きてしまいます。グッスリ眠ることが
できないので、5、6時間寝ただけでは疲れがとれません。

二度寝もできないので、朝目が覚めたらそのまま起きます。

私が「睡眠」において、唯一コントロールできるのは「就寝時間」のみ。入眠
はスピーディですので、今後も「早寝」を心掛けようかなと思っています。

妻との会話時間が減りますが……。