2015年10月19日

【名刺交換の基本の基本】メルマガ草創花伝 vol.749

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『名刺交換の基本の基本』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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●マネジャー :
「君は……エレベーターの乗り方を誰にも教えてもらわなかったのか?」


○部下 :
「はい?」


●マネジャー :
「さっき、お客様がエレベーターに乗ろうとしていたとき、君はお客様より
後に乗っただろう? どういう神経をしてるんだ?」


○部下 :
「え! お客様を先にエレベーターに乗っていただくのがマナーじゃないん
ですか。私は外でエレベーターのボタンを押して扉が閉まらないようにして
ました」


●マネジャー :
「……あああ。そんな初歩的なことも知らないのか。君はいくつだ? もう
30歳過ぎてるだろう? 今まで誰も教えてくれなかったのか?」


○部下 :
「えええ」


●マネジャー :
「エレベーターの扉が開いたとき、すでに誰かが乗っているのならともかく、
誰も乗っていないなら、まず一番下の君が先に乗って操作ボタンの前に立ち、
『開く』ボタンを押し続けて、次に一番上の方からエレベーターに入っても
らう。これは基本中の基本だぞ」


○部下 :
「だって、一番下の私が一番はじめに乗るなんて、気が引けます」


●マネジャー :
「しかし、それがマナーなんだよ。常識だ。お客様に『お先に失礼します』
と一声かけ、すぐさまエレベーターに乗って操作ボタンの前に立つんだ」


○部下 :
「し、知りませんでした」


●マネジャー :
「もし上の人からエレベーターに乗ったら、誰が操作ボタンの前に立つん
だ? さっきの場合、お客様の本部長、部長、課長……と乗ってから、課長
が操作ボタンの前に立ち、その次に私、そして君の順番で乗ってしまっただ
ろう?」


○部下 :
「そ、そうですね。」


●マネジャー :
「扉の目の前に立った君は、目的の階に着いたら一番はじめに降りていた」


○部下 :
「そ、そりゃあ、私が降りないと他の方が降りられないからと……」


●マネジャー :
「だから、エレベーターに乗る順番を間違えてるから、そういう過ちをおか
すんだよ。お客様だって、このマナーは当然知ってるぞ。いつも私とG主任
が行った場合、G主任が真っ先にエレベーターに乗り、最後に降りていたか
ら」


○部下 :
「……えええ」


●マネジャー :
「マナーの基本中の基本だ。もう間違えないように、厳しく言わせてもらう。
もう絶対に間違えるな」


○部下 :
「わかりました。エレベーターは一番はじめに乗り、一番後に降りるんです
ね」


●マネジャー :
「そうだ。そのために、エレベーターに乗ろうとするとき、誰よりもはやく
エレベーターに近づきたまえ。さっきも言ったとおり、誰かがすでに乗って
いたら、目上の方が先だ」


○部下 :
「今度からは、エレベーターに乗る時は小走りで近づくようにします」


●マネジャー :
「君ぐらいの年齢になると、基本マナーについて誰も教えてはくれないだろ
う。でも他人はよく観察しているから、テキトーにやるのは良くないぞ」


○部下 :
「ホント、恥ずかしいです。教えてくれてありがとうございます」


●マネジャー :
「新入社員ならともかく、君のような中堅社員にこういうことを注意するの
は勇気が要るな。ところで、君の名刺交換の仕方も気になる」


○部下 :
「え、名刺交換? またマナー違反してますか?」


●マネジャー :
「君の名刺入れ、アルミ製だろ。しかもとても薄い」


○部下 :
「ああ、でも18枚ぐらいは入りますよ」


●マネジャー :
「たった18枚……!」


○部下 :
「え、少ないですか」


●マネジャー :
「しかも君は名刺交換をするときに『手のひら返し』をやっていただろう」


○部下 :
「え、何ですか。それは?」


●マネジャー :
「おいおいおい……」


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名刺交換、エレベーターの乗り方、タクシーの乗り方、コートをどこで脱いで
どこで着るのか……等、間違えたら恥ずかしいマナーの基本は、絶対に押さえ
ておきましょう。

特に、お客様の目の前で繰り広げられる「名刺交換」の所作は、必須です。
どのような「名刺入れ」を選択するかも重要です。

■ 営業コンサルタントが教える「名刺交換の基本の基本」
https://www.youtube.com/watch?v=hdN-JvqLiRs

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【12点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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とても心に残る、感動的なことが、ある「名刺交換時」にありましたので、こ
こで記します。

先週金曜日(10月16日)、「NTTドコモ・モバイル・エボリューション
2015」があり、私は2回の講演を行いました。

(15日がフィギュアスケート選手の浅田舞さん、16日が横山でした)

16日に2回の講演を通じて名刺交換をした人数は、ほぼ「100名」。

2回目の講演を終えて、だいたい最後のほうの人と名刺交換をしているとき、
その感動的な出来事がありました。

過去にもあったことですが、

長年、私のメルマガを読み続け、ぜひこの人(横山)に会いたいと思い、つい
に会えた、その気持ちが沸点に達したのか、気持ちを抑えることができず、

名刺交換の最中に男泣きをされた方がいらっしゃいました。

思いがけないことです。

しかし、過去にも何度かあったことです。

いつもだいたい、同世代の男性の方です。

この、私の、どうしようもないほど個性的なメルマガに勇気づけられる人がい
るようです。

たまに、感情を揺さぶることを書くときがあるからでしょう。賛否両論とわか
っていても、不遇でいる人を強い気持ちで擁護する文章を書くときがあるから
でしょう。

「いつもメルマガ読んでます」「横山さんの草創花伝、いいですね」「メルマ
ガが来るのをいつも楽しみに待っています」……。

このような感謝の気持ちや、応援メッセージのみならず、

なぜか私に会った瞬間に、これまでずっと閉じていた何かがはずれ、あふれ出
る感情を制御できなくなる方もいらっしゃるのです。

ドコモ主催の講演に来られていたその男性も、そうでした。

私と名刺交換の番になった瞬間から、沸き立つ感情を鎮めることができないよ
うでした。

理由はわかりません。私も「感化」されました。はじめてお会いしたのに、こ
の方に会えてよかった。会いに来てくださり、ありがとうございます。と伝え
たい気持ちでいっぱいになりました。

一風変わったメルマガではありますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたし
ます。

このメルマガは自分ひとりの「持ち物」ではないんだな、と改めて気付かされ
た出来事を今回は書きました。