2015年10月29日

【「倍速管理」をさらにバージョンアップ!】メルマガ草創花伝 vol.751

本日のメインテーマは、『「倍速管理」をさらにバージョンアップ!』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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●マネジャー :
「先送りの習慣はなくなりつつあるか?」


○部下 :
「はい。その悪癖はかなり治療できたと思っています。ありがとうございま
す」


●マネジャー :
「『期限を2つ折りにする』。この発想で仕事をしていると、気持ちいいだ
ろう」


○部下 :
「本当ですね。専務から『今月中でいいから』と言われた仕事を、2日後ぐ
らいで仕上げると、ものすごく驚かれます」


●マネジャー :
「気持ちいいな」


○部下 :
「めちゃくちゃ気持ちがいいです。今までが今までですからね、私の場合は。
やること全然やらなかったので」


●マネジャー :
「社内で、一番、上司の言うことを聞かないヤツだった」


○部下 :
「そんなに酷かったですか?」


●マネジャー :
「酷いよ! 去年までの君は、本当に酷かった。誰も君を部下にしたいとは
思わなかったんじゃないか」


○部下 :
「管理者の皆さんには、メチャクチャ言われてたんですね」


●マネジャー :
「人事部の部長からこっそり言われたよ」


○部下 :
「え、なんて言われたんですか」


●マネジャー :
「君が会社を辞めるんじゃないかって」


○部下 :
「ええええ!」


●マネジャー :
「それぐらいに周囲は驚いたんだよ。いきなり仕事をサクサクこなすように
なったからだ」


○部下 :
「しかも『倍速管理』ですからね。普通よりも2倍速で自己管理しています。
去年までの私の4倍から5倍ぐらいのスピードで仕事をしている印象がある
んでしょう」


●マネジャー :
「倍速管理は慣れてきたか?」


○部下 :
「はい。期限があったら、2つ折りにしないと、シックリこなくなりまし
た」


●マネジャー :
「そこで、だ。さらに君には仕事をスピードアップしてもらいたい」


○部下 :
「え! 4倍速ですか? 期限を4つ折りにする?」


●マネジャー :
「違う。『集中倍速管理』だ」


○部下 :
「ちゅうちゅう倍速管理ィ?」


●マネジャー :
「ちがーう! 集中倍速管理!」


○部下 :
「え、集中?」


●マネジャー :
「スケールテクニックを使って作業時間を見積もったあと、その作業の属性
を見極め、属性ごとに実行する時間帯を決めて処理しろ」


○部下 :
「……かなり凝ったやり方ですね」


●マネジャー :
「2倍速が4倍速になるかどうかはわからないが、とにかく場当たり的にや
るより、さらに作業は効率化する」


○部下 :
「わかりました。ちゅうちゅう……じゃなくて集中倍速管理をやってみま
す」


●マネジャー :
「一日を4つの時間帯に区分けしろ。午前1つと午後3つだ。特に午前に、
面倒だと思う作業属性を集中し、そしてやり切れ」


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「倍速管理」は、拙著『絶対達成マインドのつくり方』で紹介した、重要なテ
クニックの一つ。

圧倒的なスピードで仕事を処理し、周囲とも自分とも信頼関係を構築するため
のワザとして紹介しています。

その一部をコラムに書きましたので、未読の方は参考にしてください。

■ 絶対達成するストレスフリーな仕事術「倍速管理」とは?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151023-00050730/

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【22点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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一年ほど前の「絶対達成LIVE」で話して、多くの人から「その通りだ」と
言われたネタがあります。

それは、「断片的な情報をいくら拾っても、本当に物事を理解することは難し
い。何らかの情報を"はじめから終わりまで"手に入れるべきだ」という内容
です。

私の講演を1、2時間聞いたぐらいで「予材管理」の全貌はまったくわからな
いでしょうし、

「倍速管理」も、コラムだけ読んでも断片的にしか理解できません。

それらは単純に「手掛かり」を掴むだけの行為であり、その「手掛かり」をい
くら増やしていっても、知識の塊にはならないのです。

最近、多くのビジネスパーソンが忙しすぎるのか、短時間でリーズナブルな知
識を手に入れようとする傾向が強くなってきました。

そのニーズにこたえる形で、私も動画やコラムで情報配信していますが、もち
ろんそれは「深い知識」を得るための「手掛かり」に過ぎず、そこで止まって、

「わかったようになる」

のは、とても危険だと思っています。

研修であれば、半年間ぐらい受けるのは当たり前。テキストデータであれば、
本を数冊単位で読むのは当たり前。

知識の"つまみ食い"はやめにして、"はじめから終わりまで"知識を得よう
とする姿勢がないと、その知識に対して議論したとき、どうしても話が噛み合
わなくなってきます。

「わかってるわかってる。わかってるから大丈夫」
「結局コレって、こういうことでしょ?」

などと、浅い知恵で物事を語るのです。だから話が前に進まないし、諸々の問
題が解決しない。

断片的な情報がネットに散らばっている現代、体系的な知識を、"はじめから
終わりまで"得ようとする人が、結局は【精神的余裕】という報酬を手に入れ
ます。

精神的余裕がない人ほど「そんな時間はない」「そんなお金はない」と、考え
るのでしょうから、その差は歴然でしょう。