2015年11月2日

【「本気度」を噛み合わせる】メルマガ草創花伝 vol.753

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『「本気度」を噛み合わせる』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


----------------------------------------------------------------------


●マネジャー :
「生産管理部との調整ができてないな」


○部下 :
「はい。社長が経営会議で言ってくれて、部長同士はわかってるはずです。
営業部と生産管理部とが調整しなくちゃいけないって」


●マネジャー :
「担当者レベルにまで、話が落ちてないんだろう」


○部下 :
「いや、担当者レベルもちゃんと知ってますよ。私が生産管理部の主任や係
長に確認しましたから」


●マネジャー :
「じゃあ、どうして昔のままなんだ? 営業と生産管理が定期的にコミュニ
ケーションをとっていかないと、お客様のニーズを正しく捉えることはでき
ない」


○部下 :
「どうして昔のままと言っても……。普通、そうだと思いますが」


●マネジャー :
「何?」


○部下 :
「くどいようですが、担当者レベルもわかってますよ。営業部も生産管理部
も、わかってます」


●マネジャー :
「だから、聞いてるだろう! ちゃんとわかってるんだったら、なんでお互
い調整とろうとしないんだ?」


○部下 :
「ええええ……」


●マネジャー :
「なんだよ?」


○部下 :
「わかってたら、やるんですか?」


●マネジャー :
「ああ?」


○部下 :
「お言葉ですが課長、課長のデスク周りはいつも資料が積みあがっていて、
何年も前から総務に注意されてるじゃないですか」


●マネジャー :
「はあ? それが何の関係があるんだ?」


○部下 :
「机の周りを整理整頓しなくちゃいけないって、課長だってわかってるでし
ょう。でもやらないじゃないですか。片付けるときもあるかもしれませんが、
またすぐ元に戻ります」


●マネジャー :
「う……ん」


○部下 :
「それと同じですよ。わかってるなら、やる。やらないのは、わかってない
からだ、なんて思うこと自体おかしいです」


●マネジャー :
「そ、そうかもしれないけれど、私の整理整頓の話と、営業と生産との連携
の話は、次元の違うことだ。もっと意識をもってやってもらわないと困る」


○部下 :
「それならさらに言わせてもらいますが、営業管理システムを導入して2年
になります。しかし課長からの商談データに関するフィードバックはありま
せん。営業はほぼ全員、使っているにもかかわらず」


●マネジャー :
「う……」


○部下 :
「会社として、かなり投資したシステムです。それはわかってるはずですが、
全然やらないじゃないですか。この前だって部長にもっとシステムで情報共
有しろと言われてましたよね?」


●マネジャー :
「んんんん……」


○部下 :
「私が言いたいのは、いいとか悪いとかじゃなくて、わかってはいるけれど、
やらないことは普通にある、と認めてもらいたいのです。そうじゃないと、
正しい解決策を導くことができません」


●マネジャー :
「なるほど。やらないのはわかってないからだ、と思い込んでいると、解決
策は『わかってもらおう』と考えてしまう」


○部下 :
「そうすると、堂々巡りです。みんな『わかってます』ので」


●マネジャー :
「そうか……。だから、話が噛み合わないのか」


○部下 :
「何をやるべきかわかっていても、『本気度』がわかってないと、話が噛み
合いません」


●マネジャー :
「本気度? 本気度か……。じゃあ、ガツンと一発、言えばいいのか?」


○部下 :
「私は正しいマネジメント資料を作ることをお勧めします。そうすることで、
本気度も噛み合うようになるからです」


●マネジャー :
「本気度が伝わるようなマネジメント資料って、どういう風に作るんだ?」


○部下 :
「それは、ですね……」


----------------------------------------------------------------------

単純に言葉を伝えるだけでは、動力源は伝わりません。動力源が伝わらないと、
相手を動かすこともできないのです。

どのようなマネジメント資料を作ることで、話を正しく噛み合わせ、本気度も
伝えて、相手(チーム)を動かすことができるのか?

11月になりました。いよいよ新刊『話を噛み合わせる技術』の発売です。ぜ
ひ書籍で細かいテクニックを確認いただきたく思います。

全国の大型書店では11月13日から。アマゾンなどのネット書店では20日
から販売スタートです。

カバーデザインが仕上がりましたので、確認してもらえると嬉しいです。「歯
車を噛み合わせる」をイメージしたデザインとなっています。


■『話を噛み合わせる技術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894516896/attaxsales-22/ref=nosim

----------------------------------------------------------------------

【34点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔2〕編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いま、私はメルマガ編集後記を沖縄県石垣島の空港ラウンジで書いています。

アタックス・セールス・アソシエイツの研修旅行として、週末に石垣島を経由
して「小浜島」「西表島」へ行っておりました。

新刊『話を噛み合わせる技術』にも書いてある「表面コミュニケーション」は
とても重要です。

他愛のない雑談ができる間柄、話をあえて噛み合わせずに突っ込みされるぐら
いの相互信頼関係を作っておかないと、いざ「論理コミュニケーション」をし
なければならないときに困ります。

アタックス・セールス・アソシエイツは10月から5期目に入りました。ずっ
と売上・利益ともに過去最高を更新し続け、発展してきました。

しかし、まだまだこれからです。

約6年後の10周年に向けて、どのような方向性で事業を展開し、どのように
私たちの花を咲かせるか。

議論いたしました。

私は、アタックス・セールス・アソシエイツのスタッフ全員が大好きです。

沖縄にて、遊ぶときは思いっきり遊ぶのに、ホテルのレストランを貸し切って
議論しようとすると、すぐに思考をギアチェンジできるのです。

外はブーゲンビリアやハイビスカスといった花が咲き誇る場所です。にもかか
わらず、全員が真剣な眼差しで、本気で議論をするのです。

「沖縄まで来て、そんな議論はやめましょうよォ」

とは、誰も言いません。

3時間も講義と議論を繰り返し、終了すると、再びリゾートモードに突入。

私たちは「究極のメリハリ集団」です。このチームで迎える10周年を、今か
らとても待ち遠しく感じています。