2015年11月24日

【「自動的に」を合言葉にプロセス分解】メルマガ草創花伝 vol.759

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『「自動的に」を合言葉にプロセス分解』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○後輩 :
「今年もあと少し。とにかく、頑張ります。気合を入れます。最後までやり抜
きます!」


●先輩 :
「ああ」


○後輩 :
「先輩、相変わらず元気がないですね。もっと元気を出したらどうなんです
か」


●先輩 :
「元気?」


○後輩 :
「そうですよ! 営業なんだから、もっと元気よくやったらいいじゃないです
か」


●先輩 :
「お客様の前では元気にやってるよ。職場でそんなに元気にしてどうする?」


○後輩 :
「先輩には、もっと職場を元気にさせてほしいんです」


●先輩 :
「いいよ、俺はそういうの」


○後輩 :
「それにしても、今期も圧倒的な成績ですね。どうして先輩は元気がないのに、
営業成績はそんなにすごいんですか?」


●先輩 :
「元気と成績と因果関係があるのか? 関係があるときもあれば、関係ないと
きもある」


○後輩 :
「そうでしょうか」


●先輩 :
「だいたい、お客様とのアポイントの時間が朝の9時だったとして、9時まで
に到着するのに頑張らなくちゃいけないか? 元気がないと遅刻してしまうの
か?」


○後輩 :
「いや、そうじゃありませんが……」


●先輩 :
「元気なんかなくたって、当たり前のように目標ぐらい達成させろよ。たかが
目標だろう。」


○後輩 :
「そ、それを言われると何も言い返すことができませんが」


●先輩 :
「ところで、今君が抱えている問題は何なの? どうして営業成績が上がらな
いんだ?」


○後輩 :
「そうですねぇ」


●先輩 :
「元気があれば成績はアップするのか?」


○後輩 :
「いや、それだけではダメだと思ってます。差し当たっての課題は、やっぱり
業務効率化だと思います」


●先輩 :
「業務効率化すると、自動的に成績がアップするのか?」


○後輩 :
「自動的に? いや、そうではありませんが、業務効率を上げないことには何
も始まりませんから。そのために、もっと組織の情報共有を促進させたほうが
いいと思っています」


●先輩 :
「情報共有を促すことで、自動的に業務が効率化するのか」


○後輩 :
「自動的に? いえいえ。そうではありませんが、そのため、どのような情報
を共有すればいいか、社内プロジェクトを作って話し合いをすることになって
います」


●先輩 :
「社内プロジェクトを立ち上げることで、自動的に情報共有が促進するのか?
そして自動的に業務効率がアップし、君の営業成績も自動的に上がるという
わけか?」


○後輩 :
「いやいや、自動的にはなりませんよ。何事も」


●先輩 :
「じゃあ、なんなんだ?」


○後輩 :
「え?」


●先輩 :
「結局、社内プロジェクトが忙しくて営業どころではなくなるんだろう? 去
年だって、社内満足度向上委員会とかを自分ではじめてドツボにはまってた」


○後輩 :
「いや、あの委員会は委員会でやった意味はありましたよ」


●先輩 :
「しかし、営業成績はかえって落ちた」


○後輩 :
「先輩、そうは言いますが」


●先輩 :
「終わった後に自分の行動を肯定するのは、まったくロジカルじゃない」


○後輩 :
「うう……」


●先輩 :
「自動的にそうなるというまで、プロセス分析をしろよ。もう一度聞くが、組
織内の情報共有をすることで自動的に業務が効率化し、効率化することで自動
的に営業成績がアップするのか?」


○後輩 :
「いや、もちろん、先輩たちのアイデアやノウハウを生かすことがないと、い
ろいろな業務を効率化させることはできません」


●先輩 :
「情報共有の仕組みやルール作りをすることで、自動的に若手の営業がアイデ
アやノウハウを生かすようになるのか?」


○後輩 :
「いや、ですから自動的に、というわけにはいきませんって」


●先輩 :
「じゃあ、どうすればいいんだ?」


○後輩 :
「ええっと、やっぱり、意識の問題だと思います。意識がないと、どんなに素
晴らしい仕組みがあっても、活用しようとしませんから」


●先輩 :
「若手の意識が変われば、自動的に情報共有がなされるのか?」


○後輩 :
「そ、そうですね。自動的にそうなると思います」


●先輩 :
「ということは、若手営業の意識改革というプロセスを挟まないといけないだ
ろう」


○後輩 :
「ああ、確かに」


●先輩 :
「何かの解決策を示したとき、自動的にそうなるまで、プロセス分解をしろ。
偶然や個人の自主性を期待するような施策は、絵に描いた餅になりやすい」


○後輩 :
「な、なるほど。勉強になります」


●先輩 :
「因果関係を突き止めるやり方がまだまだ甘すぎる」


○後輩 :
「かしこまりました。合言葉は"自動的に"、ですね」


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……訪問件数を増やすために「もっと業務効率化します」と、いろいろな方が
言います。そうした場合、私はすぐに問い掛けたくなります。業務効率化する
と、自動的に訪問件数は増えるのか、と。

自動的にそうならないのであれば、話が噛み合いません。

私の発想は書籍でも書いているとおり「逆算思考」です。帰る時間をロックさ
せたうえで訪問件数を増やすと、自動的に業務効率化します。

来春の「絶対達成LIVE2016」のテーマは『ロジカル絶対達成』。

相変わらず熱く情熱的なセミナーとなるでしょうが、取り扱うテーマはロジカ
ルに達成する手法です。

(※今回は「絶対達成日めくりカレンダー」が受講者全員に特典としてついて
きます)


■ 新春セミナー「絶対達成LIVE2016」

【札幌】2016/02/4(木)14:00~16:00
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【仙台】2016/01/07(木)15:00~17:00
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【東京】2016/01/13(水)14:00~16:00
http://attax-sales.jp/seminar/open/572/
【名古屋】2016/01/26(火)14:00~16:00
http://attax-sales.jp/seminar/open/627/
【大阪】2016/01/19(火)14:00~16:00
http://attax-sales.jp/seminar/open/624/
【広島】2016/02/02(火)14:00~16:00
http://attax-sales.jp/seminar/open/629/
【福岡】2016/02/08(月)14:00~16:00
http://attax-sales.jp/seminar/open/633/


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【32点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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最近、ちょっと葛藤することが増えている気がします。

現状に"安住"しようとする自分がいるからです。

そこで心の中のリトル・ヨコヤマに聞いてみたところ、『まだ20年早い』と
言われたので、さらにエンジン点火していきたいと思います。

「楽しい」ことをしたいなら、「楽(ラク)」をしてはダメだと言いますもの
ね。

ラクをしたいと思うどころか、喪失感を覚えるほど何かに打ち込んで恍惚とし
た気分を味わいたい。

自分を傷つけたり、人を傷つけたりすることも、ちょっとぐらいなら大したこ
とないだろう。

"リトル・ヨコヤマ"はそう言っています。