2015年12月29日

今年読んだ本で、最もお勧めしたい書籍を紹介します

おはようございます。「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日は、毎年恒例、今年読んだ中で最も「人に紹介したい」と思えた書籍をご
案内します。


それは、黒川伊保子著の、


■「英雄の書」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591146324/mysterycon0c-22/ref=nosim


です。


テレビでも紹介され、話題になっていますので、すでに読んだ方も多いことで
しょう。


昨年末に紹介した「脳のワーキングメモリ」の書籍と同様、こちらも脳科学を
土台にした「ビジネス・ヒーロー」になるための書。


いまかぞえてみたら、154ページ中、122ページをマーキングしていまし
た。ほぼ全ページに膝を叩くセンテンスが散りばめられており、久しぶりに、


「これはスゴイ!」


と思えた書籍でした。


私がマーキングしたセンテンスを、いくつか紹介しましょう。


■ 「失敗」は、脳の成長メカニズムの一環で、必要不可欠な頻出イベントな
のだ。いちいち落ち込んでいたら、脳が疲弊してしまう。それはあれだね、お
しっこする度に落ち込んでいるようなものだ。


■ 失敗すれば、失敗に使われた脳の関連回路に電気信号が流れにくくなり、
失敗するより、失敗しにくい脳に変わるのだ。


■ 失敗の「取り返しのつかなさ」が深刻なほど、脳は研ぎ澄まされた直感を
手にし、その脳の持ち主は輝かしいプロになり、しなやかな大人になる。


■(失敗を)他人のせいにしてしまうと、脳は失敗だとわからないから、回路
を更新してくれない。せっかく痛い思いをしても脳が進化しないなんて、もっ
たいないでしょ?


■ ネガティブな大人(50歳以上)には近づいちゃいけない。後に述べるが、
50代に入ると、皆、何かの達人になる。ネガティブ思考で生きてきた脳は
「ネガティブ思考の達人」として固定しちゃうのである。


■ 実は、ヒトの脳に、「失敗」が怖いと刷り込み、「優等生」を目指すよう
に刷り込み、好奇心を削ぐのは、悲しいことに、たいていは母親なのである。


■ たまには失敗して、周囲に「とやかく言う気持ちよさ」をサービスしてあ
げるつもりで、気を抜いたらいい。


■ 30代は「失敗」の適齢期でもある。


■ ここで痛い思いをした脳だけが一流の脳になれる。30代の「失敗」は、
買ってでもしてください。


■ 現実対応脳と未来創生脳のハイブリッドこそが、英雄脳なのである。


■ 他人に「ある、ある」「わかる、わかる」「いいね、いいね」と追従して
暮らしていると、脳の感性が「大衆全体の平均値」に近くなる。


■ SNSは、英雄の脳から、想像力を削ぎ取り、運を引き寄せる力を混乱さ
せる。


■ 脳内イメージをかたちにするアートや料理もまた、直感力を鍛える素晴ら
しいエクササイズ。特に料理は、五感をフル活動して素材と付き合い、脳の入
力と出力の行き来が豊富。昔から、女性脳が呆けにくいのは、料理を担当する
からだともいわれるくらいだ。


■ 「こんなに頑張った自分」が愛しくて、理解してくれない周囲に苛立つの
だとしたら、それはただの自己愛。


★ 天才が不器用だと人一倍の苦労を背負い、見ている方も胸が痛くなるが、
天才が器用だといっそ悲しい。


■ 人に苦言を呈するのが苦手、と言う人がいる。それは、苦言を言いたい自
分の気持ちが強いからじゃないだろうか。


……挙げればキリがないほど出てきます。


クセになる語り口調で、ぐいぐい読ませます。ぜひ、お勧めです。


今年、最も人に紹介したい本は、「英雄の書」でした。


■「英雄の書」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591146324/mysterycon0c-22/ref=nosim


どんな時代でも、読書量の少ない人が「できる人」になることは、あり得ない。
異論がある人は、本を読まない人だけでしょう。


来年も、多くの素晴らしい書籍との出会いがあれば嬉しいです。


以上