2016年4月28日

【クールな「悪あがき」をしてみないか?】メルマガ草創花伝 vol.804

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『クールな「悪あがき」をしてみないか?』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


----------------------------------------------------------------------


○部下 :
「課長、もう一度チャンスをください」


●マネジャー :
「ダメだ。もう、ダメ」


○部下 :
「納得いきません。もう一度、提案させてください」


●マネジャー :
「どれだけ恥をかけば気が済む?」


○部下 :
「本当に申し訳ありません。もう一度だけです」


●マネジャー :
「あのさ、4月の頭に提案書を出して、本部長にも社長にも検討いただいた。
しかし当社の提案は通らなかったんだ」


○部下 :
「はい」


●マネジャー :
「それを、君は『もう一度だけ提案させてください』とお客様に言ったのが、
4月中旬だ」


○部下 :
「はい。4月14日です」


●マネジャー :
「それで、本部長は承認しなかったが、副部長がもう一度、別の角度から提案
してもらってもいいと言ってきた」


○部下 :
「そうです。それで、2日後にお邪魔しました」


●マネジャー :
「16日、土曜日だっただろう?」


○部下 :
「そうです」


●マネジャー :
「たまたま、その副部長が土曜日に出勤していたからよかったものの、そうで
なかったら提案できなかった」


○部下 :
「課長、実は私、知ってたんです。副部長が土曜日に出勤することを。平日だ
とお忙しいので、あえて土曜日を狙ったんです」


●マネジャー :
「私も付き合わされた」


○部下 :
「そりゃあ、課長がいないと話になりませんよ」


●マネジャー :
「16日の提案で、何とか副部長に承認を得て、一昨日、つまり4月25日に、
もう一回、本部長に提案をした」


○部下 :
「そうです」


●マネジャー :
「しかし、本部長に『一度断ったんだから、二度目はない』とバッサリ言われ
てしまった」


○部下 :
「あの本部長、ヒドイですよ。新しい提案を見てくれなかったんですから」


●マネジャー :
「それで君は納得がいかず……」


○部下 :
「あたりまえです! 提案を見てくれないんですから、直接社長に提案書を渡
さないといけないと思いました」


●マネジャー :
「それで今日、早朝にアポなし訪問して社長に会った」


○部下 :
「はい」


●マネジャー :
「私に内緒で」


○部下 :
「課長に相談したら、絶対に止められると思ったからです」


●マネジャー :
「止めはしないけど……」


○部下 :
「社長も提案書を見てくれませんでした」


●マネジャー :
「本部長と同じだったんだろ? 一度断ったんだから、この話はナシだ、と言
われた」


○部下 :
「そうです。本部長と同じく社長もヒドイ人です」


●マネジャー :
「もう諦めろ」


○部下 :
「諦めません!」


●マネジャー :
「往生際が悪い!」


○部下 :
「さっきも言ったとおり、あの会社の専務は、当社の総務部長の先輩だそうで
す。総務部長に相談しましょう」


●マネジャー :
「俺が? イヤだよ」


○部下 :
「じゃあ、私が総務部長に相談します。専務を紹介してくれるようにと」


●マネジャー :
「おいおいおい……」


○部下 :
「総務部長がダメと言っても、あの会社の専務に会いにいきます。総務部長か
らご紹介いただきましたと言って」


●マネジャー :
「やめろよ、もう……」


○部下 :
「やめろよ? どうしてですか?」


●マネジャー :
「どうしてって……。今さら、どんなに頑張っても無理じゃないか」


○部下 :
「頑張っても無理だからといって、だから何ですか?」


●マネジャー :
「だから何ですかって……」


○部下 :
「ここに壁があります。この壁をぶち破って向こう側の廊下に出ることは、基
本的に無理です。不可能です」


●マネジャー :
「そ、そうだな」


○部下 :
「しかし、ここに扉がついていたらどう思いますか? 扉のカギはないけれど、
何とかすれば開くようにならないか、と考えませんか?」


●マネジャー :
「シチュエーションによるかな。他に外へ出る方法があるとしたら、俺ならそ
っちを目指す」


○部下 :
「なかったらどうしますか? 諦めずに、その扉をこじ開けようとしますよ
ね?」


●マネジャー :
「この案件が、その扉だと言うのか? しかし、他にもお客様があるだろ
う?」


○部下 :
「他にもお客様はありますが、4月中に受注できそうで、しかもこれだけ大型
の案件は他にありません。ゴールデンウィークに入る前に2000万円は作っ
てくれ、課長がそう言ったんですよ」


●マネジャー :
「確かにそう言った。だが、やるだけのことはやったよ」


○部下 :
「まだやってませんよ! まだ今日という日が終わるまで、まだ10時間以上
もあります。さらにいえば、まだ28日。4月30日までは2日も残っていま
す」


●マネジャー :
「お前……」


○部下 :
「諦めるのは早すぎます。こんなに早く諦めることをしていたら、クセになり
ます。そもそも取引きが一度もない新規のお客様だし、それほど無礼なことは
していません。失うものはないです」


●マネジャー :
「わかったわかった。しかし、総務部長に承認もとらずに先方の専務に会いに
行くのはやめてくれ」


○部下 :
「じゃあ、総務部長を説得してもらえませんか」


●マネジャー :
「わかったよ」


○部下 :
「そうですか! じゃあ、さっそく総務へ行きましょう」


●マネジャー :
「……それにしても、どうしてそんなに執念があるんだ。他の営業に見習って
もらいたいよ」


○部下 :
「だって失うものなんてないじゃないですか。あと数時間、ちょっと面倒なこ
とをやるだけです。そんなこともしないなんて、カッコ悪いじゃないですか」


----------------------------------------------------------------------

……どんな手段を使ってでも目的を果たす。

そのような言説を使うと、誤解され、バッシングされるご時世です。

もちろん手段は選ぶべきでしょうが、それぐらいの「悪あがき精神」は持ちた
いですよね。

----------------------------------------------------------------------

【42点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔2〕編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先日の編集後記で、ここ1年半以上、毎月「100キロ」のラン&ウォークを
達成させ続けていますが、今月はインフルエンザにかかってしまい、達成はム
リそうだ、と書きました。

先週4月23日(土)の時点で、まだ21キロしか走ることができていません
でした。

しかし、このまま諦めてはダメだ。最後まで悪あがきをしたいと思い、23日
土曜日に、休み休み、トータルで4時間近くかけて「22キロ」を歩きました。

これで合計43キロ。100キロまで、後57キロとしました。

翌日、さらに3キロ歩いたあと、頭が朦朧として中断。(あと54キロ)

さすがに体力が戻っていない、と確信し、「今月はムリだ。しょうがない」と
諦めました。

その日は……です。

ところが、やっぱり「習慣」ですね。絶対達成の習慣です。

どうしても達成しないと気持ちが悪いので、25日(月)も4キロのウォーキ
ング。あと50キロとしました。

26日(火)は、仕事をいく前と、終わった夜に長いウォーキングをして17
キロ。あと33キロとしました。

さらに27日(水)……昨日です……すき間の時間を使い、しかも東京出張か
ら戻ってからもウォーキングをして9キロ。あと24キロとなりました。

今日が28日(木)。

正直なところ、今日は雨ですし、ほとんど歩きません。体力は戻ってきた自信
がありますが、少し足をが痛い。

今日はウォーキングできても4キロでしょう。

明日29日(金)、30日(土)に、何とか20キロ以上ウォーキングして、
100キロ達成できないかと。

ここまで来たら思いはじめました。

誰からも「凄いね」「よくやったね」と賞賛されないでしょう。

しかもいつものように走らず、ほぼウォーキングですしね。

たとえ達成できても「何かあったらどうするんですか!」「自分だけの体じゃ
ないんですよ」「自分の立場をわきまえてください」と、周囲からお小言を言
われるに決まっています。

しかし、どうしてもこだわりたいのです。

達成してメリットがあるかとかないとかの話ではなく、こだわりたいのです。
悪あがきしたいという衝動がどうしてもおさまらないのですね。

皆さんにも、そういうものはありますか?