2016年8月11日

【「思い」が強すぎる人は文章がヘタ】メルマガ草創花伝 vol.833

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『「思い」が強すぎる人は文章がヘタ』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○門下生:
「師範、質問があります」


●師範:
「どうした?」


○門下生:
「先日、お送りしたメールを見てもらえたでしょうか」


●師範:
「メールは見たよ」


○門下生:
「あのメールを読んで、どう思ったでしょうか」


●師範:
「メールを読んでどう思ったか、だと? メールは読んでないよ」


○門下生:
「え? さっきメール読んでくれたと言ったじゃないですか」


●師範:
「言ってない」


○門下生:
「言いましたよ!」


●師範:
「メールを見たと言ったんだ。読んだとは言ってない」


○門下生:
「な、なんでですか」


●師範:
「たとえばここに一冊の本がある。この本が見えるか」


○門下生:
「はい、もちろん」


●師範:
「じゃあ、今から本を隠す。それで、本のタイトルは思い出せるか?」


○門下生:
「ええっと……。何でしたっけ。成功を……何とか、っていう本でした」


●師範:
「成功を、何だって?」


○門下生:
「なんか、記憶が何とかって……。師範、すぐに隠すもんですから、覚えられ
なかったですよ」


●師範:
「『成功を習慣化する3つの記憶』という本だ。ほら」


○門下生:
「ああ、確かに。見ればわかります」


●師範:
「見るのと読むのとは違う」


○門下生:
「そりゃあ、わかってます」


●師範:
「違いがわかったか。つまり君から来たメールは見た。しかし読んでない。読
んでないから理解していないし、覚えてもいない」


○門下生:
「……」


●師範:
「どうしてかわかるか?」


○門下生:
「いや……。とても大事なことを言われそうな気がします」


●師範:
「メールの文章が長い。ゴチャゴチャしていて要点がつかめない。だからメー
ルを開いて、すぐに閉じてしまった」


○門下生:
「そ、そんな」


●師範:
「何が書いてあったんだ? いま言ってみたまえ」


○門下生:
「社内報告書を作ったたんですが、全然まとまってないから書き直せって上司
に言われたんです。なので、もしよかったら師範にアドバイスをもらえないか
と思って」


●師範:
「その社内報告書を見る以前に、君のメール自体、読めてない。致命的だな」


○門下生:
「そんなに、私の文章ってわかりづらいですか?」


●師範:
「相手の目線で書いていない。自分の思いばかりを先行しすぎている」


○門下生:
「自分の思いばかり、ですか……。よくわかりません」


●師範:
「君は、人付き合いがいいだろう」


○門下生:
「はい。悪くはないですね。社内でも、友人が多いほうです。上司からも可愛
がられてると思います」


●師範:
「お客様との関係もうまくいってるだろう」


○門下生:
「はい。そこは自信あります」


●師範:
「だから最近、昇進した。昇進したから、社内の資料作りとか、報告書とかを
書く機会が増えた。そうだろう?」


○門下生:
「そうなんです」


●師範:
「この時点でいきなり挫折するヤツがいる。今までは『喋り』だけで何とかな
ったが、文章を書かせるといきなりヘタクソだとばれるからだ」


○門下生:
「……げ!」


●師範:
「書く技術を学ぶ前に、要約力をつけたまえ。文章がヘタでも、相手に理解さ
せるテクニックはある」


○門下生:
「え! どんなテクニックですか?」


●師範:
「箇条書テクニックだ」


○門下生:
「箇条書ィですか?」


●師範:
「されど箇条書、だ」


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……思いが強い人は、フェイストゥフェイスなら、相手を説得できます。何を
言ってるかわかりづらくても、「感覚器官」を使って相手がその思いをキャッ
チしてくれるからです。

熱意、本気度、誠実さが伝わります。

しかし文章の場合、そうはいきません。

文章で熱意、誠実さを伝えるためには、テクニックが必要なのです。

インパクトのあるタイトルですが、しばらく買うのをためらっていました。し
かし読んでみてビックリ! あなどれないぞ、箇条書きテクニックと思いまし
た。

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【21点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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先日、Yahoo!ニュースで書いた「AIマネジメント」の記事がすごく好評で、

日本ではじめてIBMワトソンの代理店契約をとり付けた木村情報技術様との
コラボセミナーを緊急告知したところ、一気に20名ほどの申込みがありまし
た。

やはり多くの方が、今のマネジャーに対して「別の視点」を身につけたいと考
えているのだと思います。

9月、10月と連続で開催します。ご興味のある方はぜひ!

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