2016年10月11日

【「表現力」を鍛えるために必要なこと】メルマガ草創花伝 vol.850

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは、『「表現力」を鍛えるために必要なこと』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○門下生:
「師範、質問があります」


●師範:
「別にいいけど」


○門下生:
「私から質問されると、あまりいい気分がしないですか」


●師範:
「そんなことはないから、質問したまえ」


○門下生:
「師範にどう言ったらいいかわからないんですが、職場ですごく困ってるんで
す」


●師範:
「私にどう言ったらいいかわからないが、職場で困ってることがあるんだ
ね?」


○門下生:
「そうです」


●師範:
「それで?」


○門下生:
「それで、どうしたらいいかわからなくて、師範に相談しようと思ったんで
す」


●師範:
「なるほど。どうしたらいいかわからなくて、私に相談しようと思ったんです
ね?」


○門下生:
「はい」


●師範:
「それで?」


○門下生:
「それで……。私、どうしたらいいんでしょうか?」


●師範:
「もっと具体的な質問ができるよう、訓練したらいいんじゃないかな」


○門下生:
「え」


●師範:
「え、じゃないよ。え、じゃ……。君のその抽象的な質問に対して、私が具体
的に細かいアドバイスをしてみようか?」


○門下生:
「ぜ、ぜひお願いします!」


●師範:
「まず、上司の言うことを聞きなさい。先日の会議では何も発言しないでおい
て、結局は部長が言っていることをやらないままだ」


○門下生:
「……?」


●師範:
「それに今期の評価に対する愚痴を言うのも、いい加減やめたほうがいい。上
司の言うことも聞かず、やることもやらず、結果も出さないのだから、評価が
低くなるのは当然だろう」


○門下生:
「……師範」


●師範:
「なんだ」


○門下生:
「誰の話をされているんですか?」


●師範:
「君の話だ」


○門下生:
「私は経営企画室室長で、上司は社長です。管理部長も兼任していますから、
私は評価される側というより、評価する側です。それに会議……って、いつの
会議の話ですか」


●師範:
「知らん」


○門下生:
「知らんって……」


●師範:
「すべて妄想でアドバイスした。すごい表現力だろう」


○門下生:
「え」


●師範:
「実は、私もあなたのような経営企画室の人に相談したいことがあるんだ」


○門下生:
「え、何ですか? 何でも言ってください」


●師範:
「実は、私の人生のことで悩んでるんだ」


○門下生:
「師範が人生のことで?」


●師範:
「そうだ。すごく困ってるんだ」


○門下生:
「すごく困ってるって……」


●師範:
「それで、どうしたらいいか、経営企画室室長の君に、ぜひ相談に乗ってもら
いたい」


○門下生:
「……」


●師範:
「私はどうしたらいい?」


○門下生:
「どうしたらって……。何を、どうアドバイスしたらいいんですか」


●師範:
「それを想像して言ってみたまえ。私のように」


○門下生:
「ええっ」


●師範:
「君の表現力を試している」


○門下生:
「師範の人生の悩みと言ったって……」


●師範:
「じゃあ、部下から人生の悩みを相談されたら、ちゃんとできるのか」


○門下生:
「それが……全然できなくって」


●師範:
「君の質問はいつもそうだ。他人から言われたらわかるが、自ら表現しようと
すると、とたんに言葉が詰まる」


○門下生:
「そ、そうです。そこが問題です。言いたいこと、聞きたいことはあっても、
どう言葉で表現したらいいかわからないんです」


●師範:
「問題はそこだよ。解決策を正しく導きだすには、まず問題点を特定することだ」


○門下生:
「問題点を特定する……」


●師範:
「君の職場に問題があるのではなく、君の話し方、表現の仕方に問題があるん
だ。それを治さない限り、君が抱える問題は解決しない」


○門下生:
「そ、そうかもしれません」


●師範:
「従業員を評価する立場なのに、うまく言葉を扱えないようじゃダメ。『話に
ならん』とは、まさにこのことだ」


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……最近、英語に興味を持ちはじめ、営業の勉強方法の書籍を読んでいたら、
日本人の表現力の乏しさは、学校教育に問題があるのではと思うようになりま
した。

そのことを解説したコラムを今日、アップしています。


■いわゆる「コミュ障」は、日本の「学校教育」が原因か?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20161011-00063111/


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【61点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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数年前に立てた目標が、今朝達成しました。

しかし、感慨深いものがほとんどなく、

「あ! 気が付いたら達成していた……」

ぐらいなものです。

それは、ヤフーニュース「コラム草創花伝」の記事を『500』執筆すること
です。

この目標は2013年の1月頭に立てました。

この数値目標は単に「コラム草創花伝」をどうするかということではなく、私
自身のビジネスに関わるすべての設定型の目標、という位置づけでした。

ヤフーニュースで『500』も記事を書いたら、自分の身にいろいろなことが
起こるに違いない。

何が起こるかわからないけれど、とにかくやってみようと決断したのです。

2013年当時、達成するには3~4年かかるだろうと思っていました。実際
に、約3年と9ヶ月で達成。

自分で言うのもなんですが、簡単そうに見えて、意外と簡単ではありません。

執筆ペースをそれほど乱すことなく、自分が立てた仮説どおりによく書けたな、
と思います。

誰も褒めてくれないでしょうから、自分に対して褒めてやりたいですね。

次の目標はヤフーニュースの記事数ではなく、別の数値目標に焦点を合わせま
す。

これは1年半から持っている、私の重要指数。

「絶対達成社長の会」の会員数『1000』です。

ヤフーニュースの記事を『500』執筆する、という目標とは次元の違う目標
ですが、これに向かってまい進します。

期限を2018年5月と定めています。

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〔3〕【残席4名】人生観が変わる! 強烈なコミュニケーション向上
   「ヘビロテコース」は10月26日(水)に東京でスタート!

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コミュニケーションは「怪我をしないスポーツ」です。

コミュニケーション能力を鍛えるためには、独学でやるものではないし、それ
に、独学でやろうと思っても、ほとんどの人が継続できません。

話すこと、聞くこと、聞いたことを要約すること、頭を整理して相手に提案す
ること……。

それらのひとつひとつを「体育会系」のノリで鍛えるヘビーローテーション研
修は、多くの企業でも採用されています。

オープンコースは10月26日(水)からスタート! 人生観が変わるぐらい
のトレーニングしたい方のみ、お申込みください。


■第二期 提案力アップ「ヘビーローテーション」コース
【東京 10/26】http://attax-sales.jp/seminar/open/1991/