2017年12月12日

誰が「ゆでガエル」を買うのか?

こんにちは、「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


現場でコンサルティング支援をしていると、いろいろな事例を耳にします。


個人の「自主性を重んじていた」と言う中堅企業が破たんしました。


社長が「自主性」を重んじるので、現場に厳しく言うことができません。
自分で気付いて、自発的に行動してほしいからです。


社長は、部長や課長といったミドルマネジャーにも穏やかに接していました。


本当は激しい性格だったのです。
しかし、そのほうが社風がよくなる。
我慢づよく耐え、「放任主義」を貫こうとしました。


外部環境が変化し、業績低迷が長くつづくと、いよいよ取引き銀行からの
プレッシャーが激しくなります。


業績が落ち込んでいることは、誰の目にも明らか。
なのに誰も動こうとしない。


誰もがわかっているのです、このままではダメだ。このままでは、この会社は
終わると。


自分の家が火事になっていても、茫然と立ち尽くしている父親がいるでしょう
か。
座り込んで、ふてくされた表情でそっぽを向く母親がいるでしょうか。


衰退期に入ってから、社長は幹部を集めて毎日のように会議をし、
業績が回復するよう、毎日のように激しく叱咤するようになりました。


しかし会議の席上では、言い訳ばかり。


何年ものあいだ「放任主義」をつづけてきたわけですから、
社長の変貌ぶりに、社員はシラけます。


辞めていく人材は、優秀な人ばかり。


会社は一気に瓦解し、銀行から「自主廃業」を打診されます。
(持続可能性が見込まれない債務者に自主廃業を勧めることは、金融庁からの
監督指針として明記されています。もちろん慎重にやることが前提ですが)


社長は、いつの間にか自社が「ゆでガエル」になっていたことを知ります。


※ゆでガエル理論とは:カエルを熱湯の中に入れると驚いて飛びだしますが、
常温の水に入れて徐々に熱すると、カエルはその温度変化に慣れていきます。
そして生命の危機と気づかないうちにゆであがって死んでしまうというたとえ
からきた理論)


社長は銀行の支店長に、


「私はどうなってもいい。しかし社員がかわいそうだ。どこかうちの会社を買
ってくれる会社はないだろうか?」


と泣きつきます。


しかし、こう言いかえされます。


「誰が、ゆでガエルを買うんですか?」


非常に厳しい言葉です。しかし、M&Aは慈善事業ではありません。
「ゆでガエル」に買い手はつかないのです。


事業に魅力があるなら、買収されたあと、その事業だけを持っていかれます。
顧客や商圏に魅力があるなら、買収されたあと、その資産だけを持っていかれ
ます。


しかし組織に魅力があるなら、
買収されたあと、雇用は守られるでしょう。


というか、特殊なケースでない限り、組織に魅力があるなら単独で存続します。


組織を魅力的にするためには、
「個人が集まってできた集団」からの脱却が不可欠です。


「集団」が「組織」に変容するためには、仕組みと文化を構築することです。


「組織目的」があって、「組織目標」がある。


「組織目標」があって、「組織行動」がある。


「組織目標」があって、「個人目標」がある。


「組織行動」があって、「個人行動」があります。


そして、


「個人行動」があって「個人目標」があるのです。


##__prop_1__##様の組織は、このような手順で、
個人の目標や手順を決めていますか?


個人の勝手な行動があり、その行動があつまったものが組織……いや、集団の
行動になっていませんか?


組織ではなく集団である以上、「集団心理」が働きます。


秩序だった、組織を作り上げましょう。
そのための仕組みと哲学を手に入れるのです。


2017年末、私は多くの企業に「予材管理」を知ってもらいたい。
この理論を多くの組織で活用してもらいたい。


強い気持ちで、書籍を、そしてDVD教材を作りました。


昨日発売した「予材管理パーフェクトDVD」は【100本限定】ですから、
注文が殺到しています。


■ 予材管理パーフェクトDVD
http://attax-sales.jp/products/perfectdvd/


(12月26日まで10%オフキャンペーン)


品切れ状態がつづいている新刊は、昨日、発売4日で増刷となりました。


■ 最強の経営を実現する「予材管理」のすべて
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534055471/mysterycon0c-22/ref=nosim


「予材管理」とは、事業目標の2倍の予材をあらかじめ仕込んで、目標を絶対
達成させるメソッドです。


「予材管理」を組織に定着させたい場合は、DVD教材が適しています。
広い知識を手に入れたい場合は、書籍が適しています。


ぜひ、一社でも多くの企業、組織に「予材管理」の哲学を知ってもらいたいと
思います。


ありがとうございます。


以上