2018年1月9日

【「情報」と「知識」を使って「知恵」を作る】メルマガ草創花伝 vol.978

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは『「情報」と「知識」を使って「知恵」を作る』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○門下生:
「師範、どうも昨年から私の心は弱っています」


●師範:
「どうした」


○門下生:
「どうやら当社の事業は先行き不透明のようなのです。前々からわかっていた
ことですが、いよいよ、このままではダメだと思えるようになってきました」


●師範:
「そうなのか」


○門下生:
「はい。間違いありません」


●師範:
「それで?」


○門下生:
「転職を考えています」


●師範:
「いま、39歳だろう」


○門下生:
「そうです。40歳になる前に、転職したほうがいいと思って」


●師範:
「転職する理由が、業界の先行きか?」


○門下生:
「そうです。先日も、業界紙を読んでいましたら、そのようなことが書かれて
いました。私の同僚たちも、みんな不安がっています」


●師範:
「ほう」


○門下生:
「お客様から、『今後、だいじょうぶ?』と心配されることも一度や二度じゃ
ありません」


●師範:
「ふうん」


○門下生:
「というわけで、転職したら、もう師範のところへは顔を出すこともないか
もしれません。それを言いに、今日はやってきました」


●師範:
「うーん……」


○門下生:
「師範、お世話になりました」


●師範:
「君は、前の会社も1年で辞めてるよね?」


○門下生:
「あ、はい……」


●師範:
「そのときも、先行き不透明だから、という理由だった」


○門下生:
「そ、そうです」


●師範:
「転職して5年、6年経ってからならともかく、たった1年で辞める、という
ことは、君の『目利き』に問題があったんじゃないか?」


○門下生:
「と、言いますと?」


●師範:
「なぜ、先行きが不安になるって、見抜けなかったんだ?」


○門下生:
「そ、そりゃあ……。入社する前に、そんなことわかるはずがありません。
入社してから気付いたんです」


●師範:
「ん?」


○門下生:
「何かおかしいですか?」


●師範:
「頭が整理できていないようだ。君は、業界の先行きの話を言っていた」


○門下生:
「そうです。今の会社ではなく、業界そのものに不安を覚えます」


●師範:
「じゃあ、それは外部環境の話だろう」


○門下生:
「え」


●師範:
「内部環境の問題は、たしかに入社しないとわからない。しかし外部環境なら
ただしい情報を入手し、分析すれば、それなりに仮説を立てられたはずだ」


○門下生:
「そんな……。私はそんな業界分析だなんて、できないです」


●師範:
「転職するときにエージェントを使っただろう? エージェントはプロだ。
なぜエージェントに聞かなかった?」


○門下生:
「そんなこと、教えてもらえなかったんです」


●師範:
「教えてもらえなかった? 他責にするつもりか?」


○門下生:
「え……!」


●師範:
「君の責任だろう! 単純に知識が足りなかっただけだ」


○門下生:
「!」


●師範:
「よりよい転職をするにはどうすればいいか、正しい知識を身に付けようとし
たか?」


○門下生:
「い、いえ……」


●師範:
「知識は自分で手に入れるものだ。他人からもらうのは、情報だ」


○門下生:
「な……。知識? 情報?」


●師範:
「そういう区別もできないから、頭が整理できない」


○門下生:
「申し訳ありません」


●師範:
「転職エージェントからもらうのは情報なんだよ。その情報をどのように料理
するかは、君がもっている知識次第だ。知らなかった、だなんて通用するか。
この高度情報化時代に」


○門下生:
「私の、知識次第……」


●師範:
「それに前職で転職を決めたのは、じゅうぶんな成果を出せなかったからだ。
他責にするな。今回もそうだ」


○門下生:
「う……うう」


●師範:
「この1年の君の営業成績は燦々たるものだ。なぜそうなったかわかるか?」


○門下生:
「わ、わかりません」


●師範:
「なぜそんな成績になったのか、その情報をつかんでいないし、その情報を
どのように活用して課題解決すべきかの知識もない」


○門下生:
「……」


●師範:
「それじゃあ、君がもってる知恵とは、なんだ?」


○門下生:
「知恵……ですか」


●師範:
「情報と知識なんて共有できる。これからAIが進化したら、人間に求められ
るのは、個人が持ってる知恵しかない」


○門下生:
「……」


●師範:
「ダメだ。そんなことでは、どんな業界の、どんな会社に行っても、君が活躍
できる場所はない」


○門下生:
「そんな」


●師範:
「あと1年は、私のところへ通え。卒業するのははやい。正しい知識を身に付
けないかぎり、君の人生の先行きは不安だらけだ」


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……高度情報化社会となり、不必要な情報がイヤでも耳に入ってきます。

こんな時代だからこそ、情報を収集し、加工し、処理するための「知識」を
ただしく身に付けていきましょう。

今年いちばん力を込めて書いたコラムを紹介します。

■「それがどうした?」と言われないために、
これからの時代、情報と知識と知恵の違いぐらいは知っておこう!
https://news.yahoo.co.jp/byline/yokoyamanobuhiro/20180104-00080050/

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【67点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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私は最近、「文章術」などの本を読んで、以前よりいっそう「ひらがな」を
使おうと決めました。

「字面が黒いのはダメ」

と、ある「論文術」の本に書かれてありました。そのとおりと思います。

文章を書くとき、自動変換に頼ってしまうのはよくありませんね。

「今私が考慮すべき所は、如何に業務を標準化出来るかと言う事です」

ではなく、

「いま私が考えるべきところは、いかに業務を標準化できるかということで
す」

という感じのほうがいいですよね。極端な例ですが。

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〔3〕今春の「絶対達成LIVE2018」は、全国8ヶ所をまわります!
   東京は緊急追加開催! 大阪と仙台は満員! 名古屋はあと【4名】

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毎年恒例!「絶対達成LIVE2018」がいよいよ1月からスタート。

今春は全国8ヶ所をまわります。
(札幌、仙台、東京、静岡、名古屋、大阪、広島、福岡)


●新春セミナー「絶対達成LIVE2018」
http://attax-sales.jp/live2018winter

メインテーマは「ビジネスを強くする」。
サブテーマは、今回もそれぞれの会場で異なりますので、ご確認ください。

ご興味のある方は、はやめにお申し込みをお願いいたします。


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〔4〕【残席3名】「予材管理ショットミーティング」1月からスタート!

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2018年から「予材管理」の勉強会、「予材管理ショットミーティング」
をスタートさせます。

講師は私、横山です。

■ 第1回 予材管理ショットミーティング
【東京 1/18】http://attax-sales.jp/seminar/open/4500/

金額は安く、昼食会も用意しています。

ただ、拙著「予材管理のすべて」は必ず読んだうえでご参加ください。

予材管理ケーススタディをしたあと、グループディスカッション、グループプ
レゼンをしてもらいます。

とても気付きの多い勉強会にしていきます。
(定員オーバーの場合、絶対達成プライム会員を優遇いたします)