2018年4月13日

【ラクして速いが一番すごい】メルマガ草創花伝 vol.1006

おはようございます。
「メルマガ草創花伝」の横山信弘です。


本日のメインテーマは『ラクして速いが一番すごい』です。


いつものように、会話事例を用いながら解説していきます。


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○門下生:
「師範、4月から当社の退社時間が夕方5時半になりました。これまで創業以
来ずっと20年間6時だったのに、30分減ったのです」


●師範:
「その分、給料も減ったのか」


○門下生:
「いえ、同じです」


●師範:
「なら、いいことじゃないか。会社に感謝しろ」


○門下生:
「し、しかし、30分も退社時間が早くなっても、実質的な退社時間は変わり
ません」


●師範:
「なぜだ」


○門下生:
「なぜだって……。仕事そのものは減らないからです」


●師範:
「何?」


○門下生:
「勤務時間が減っても、仕事が減らないんです」


●師範:
「だから何だ?」


○門下生:
「だから何だって……」


●師範:
「君はまともな神経をしてるのか?」


○門下生:
「し、失礼ですね。師範。私だってがんばってます」


●師範:
「じゃあ、がんばって30分早く退社すればいいじゃないか」


○門下生:
「でも」


●師範:
「でも、とか、しかし、とか言うな! 考える習慣がないヤツほど否定形の接
続詞を使う」


○門下生:
「そうは言っても……」


●師範:
「また言ってる!」


○門下生:
「う」


●師範:
「工夫しろよ。はやく仕事を終わらせるために」


○門下生:
「私のせいではありません。主任というポジションは恵まれてないのです。上
司の課長は気難しいし、仕事のできない部下はいるし……」


●師範:
「どういう風に仕事ができない?」


○門下生:
「どういう風に、と言われましても」


●師範:
「頭が整理できていないのなら、解決策も整理できない」


○門下生:
「なるほど」


●師範:
「仕事ができない部下は、大きく分けると3種類ある」


○門下生:
「3種類?」


●師範:
「そもそも仕事が遅い、抱え込んで自爆する、間違えても気にしない」


○門下生:
「ああ、まさにそういう部下が3人います」


●師範:
「共通する特徴が一つだけある。それは『プライドは高いが、自分に自信がな
く、ガラスのハートを持っている』」


○門下生:
「ま……まったくその通りです。仕事のやり方を教えても『参考にします』と
言うだけで、私の言うとおりにやらないのです」


●師範:
「そのせいで、君は足を引っ張られる」


○門下生:
「部下に大事な仕事を頼めないんです。課長からは『お前の指導が悪い』と怒
られるんですが」


●師範:
「できない部下の特徴に合わせ、プロセスと仕組みを見直せば、必ずうまくい
く」


○門下生:
「本当ですか?」


●師範:
「上司との関係もよくないのか?」


○門下生:
「私が一方的に嫌っています。とにかくチャンスをくれないんですよ。私はや
る気があるのに」


●師範:
「やりたくない仕事ばかりがまわってくる?」


○門下生:
「そうです。『お前は、課長候補だ』と3年前から言われてるんですが、全然
まかせてもらえないです」


●師範:
「単に『やらせてください』と言っていても、ダメだぞ」


○門下生:
「え。じゃあ、どう言うんですか?」


●師範:
「ポイントは時系列に話すこと。過去、自分がどんな役割を担い、実績を出し
てきたか、そして現在、どんな仕事をしているか、それを踏まえて、未来に向
かってどんな仕事をしていきたいかを話すんだ」


○門下生:
「ストレートに要望だけ言ってもダメ、ということですか」


●師範:
「そうだ。ここでもテクニックが必要だ」


○門下生:
「しかし、私の上司は意外と決定権がないのです」


●師範:
「じゃあ、誰が持ってる?」


○門下生:
「部長でもなく、実は社長室の室長が力を持ってまして」


●師範:
「なるほど」


○門下生:
「オモテの序列どおりではないんです、当社の組織は」


●師範:
「ややこしいのか」


○門下生:
「ややこしいですね。社長は専務に強いですが、常務に弱い。管理部長よりも
社長室の室長の言い分のほうが通りやすいとか、複雑です」


●師範:
「『裏の組織図』を頭に描いているか」


○門下生:
「え? 裏の?」


●師範:
「組織でうまく立ち回るためには、裏の組織図を見える化することが大事だ」


○門下生:
「私の部下でひとり、要領よくやってるのがいます。彼の頭のなかは、きっと
そういう組織図があるんだと思います」


●師範:
「君には事務スタッフがついているだろう」


○門下生:
「ええ、まあ」


●師範:
「どうした?」


○門下生:
「そのスタッフ、他の部下の仕事はやるのに、私の仕事はあんまりやってくれ
ないんです。後回しにされてしまいます」


●師範:
「ちゃんと関係性を保っているか」


○門下生:
「微妙ですね」


●師範:
「上司よりも、事務スタッフとの関係性を大事にしろ。積極的にランチに誘
え」


○門下生:
「そういえば……。今年の1月にランチに誘ったら、すごく喜んでました」


●師範:
「そういうのが大事なんだ」


○門下生:
「師範、今までの話で、本当に5時半に退社できるようになるんですか。それ
よりも自分がやる作業の効率をアップさせることのほうが先決だと思います
が」


●師範:
「自分が手掛ける作業の効率をアップさせようとしても、それには限界がある
だろう」


○門下生:
「そうなんです」


●師範:
「君のような立場の人間は、上司と部下、後輩、スタッフ、他部署の同僚……。
組織内でどう立ち回るか、それを考えることがいちばんの近道だ」


○門下生:
「視野が狭すぎました」


●師範:
「1秒でも早く仕事を終わらせるんだ」


○門下生:
「1秒でも早く……。いい言葉ですね」


●師範:
「常に、1秒でも早く終わらせよう、そう考えることで、いろいろな解決策が
うまれてくる」


○門下生:
「これからの時代、絶対に必要ですね。そういう姿勢は」


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……今日はとっておきの本をご紹介いたします。

それが「ラクして速いが一番すごい」です。発売即大重版されたため、多くの
方もすでに読まれていることでしょう。

仕事を効率化させる本はたくさんあります。

しかし、この本がいいのは、「忙しい中間管理職」向けに書かれてあること。

目の前の作業を効率化するための、メールの処理、エクセルのうまい使い方も
載っているのですが、それより上司や部下、スタッフとどういう関係性を築く
のか。

上司や部下を3種類に分け、それぞれに細かい対処法なども書かれていて、す
ごく参考になります。

なにより「1秒でも早く仕事を終わらせる」というフレーズがいいですね!
周囲に振りまわされがちな中間管理職の方におススメです。

読みやすい筆致で書かれていることも、好感が持てます。


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【31点】……本日のメルマガ本文に対する横山の「お気に入り度」

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〔2〕編集後記

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大ベストセラー「日本でいちばん大切にしたい会社」の坂本光司氏が主催する

「人を大切にする経営大学院」が今日からスタートします。(東京)

第一期生として、私も1年間、通うことになりました。

全国から30名超の経営者、税理士、コンサルタントらが集まるようです。

来年3月の卒業に向けてがんばります。

そのためには……

日々の仕事を、1秒でも早く終わらせなければなりません。

(当社も、つい最近、退社時間が夕方5時半になりました)

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〔3〕絶対達成プライム4月号は『売り上げアップするブランディング営業』
   そして今月の「横山信弘の紹介したい一冊」とは……
   ブランディングかかわるすべての人が読むべき一冊。

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「絶対達成プライム」4月号は、
『5つのクロージング技術』がメインテーマ。

「営業」と「マーケティング」と「ブランディング」を間違えている人がいま
す。

強い営業をすればブランドは毀損しますし、ブランディングばかり考えていた
ら営業ができません。

正しいバランス配分を解説します。


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そして大好評! 毎月「絶対達成プライム」会員にのみお伝えしている
「横山信弘の紹介したい一冊」のコーナー。

今月は……

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デビッド・アーカーの名著。

ブランディングを営業に生かすやり方は書かれていませんが、そもそも「ブラ
ンディング」とは何か。

情緒的便益、自己表現便益、社会的便益……など。

最低限の知識を得るには、絶対に読んでおくべき一冊です。